2008/10/5

不死鳥のように  Magical Mystery Tour

え〜 今日はいつもと趣向を変えまして
最初にリリック行きます。
では、どうぞ!

・・・・・・

("Flying"より)


あれっ、故障かな? 音声さんどうしました?


……ではありません


実はこの「Flying」という曲、213曲中唯一の
インストゥルメンタルなのです。
つまり、歌なしのナンバーってことね。
テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」の
サウンドトラックの一つで、4人の共作です。

でも、今日はビーファンにとっては
忘れ難きメモリアル・デーなので
訳詞なしで終わっちゃうのは、ちと寂しい。

なので、まずは記念すべきメモリアル・デーのお話から……


46年前のこの日――1962年10月5日。
イギリスのレコード会社EMI傘下にあるパーロフォン・レーベルから
1枚のシングルレコードが発売された。

A面は「Love Me Do」/B面は「P.S. I Love You」
演奏はザ・ビートルズ。
無名バンドのデビュー曲にしてはまあまあ健闘し、
全英チャート17位をマークする。

その曲が、半世紀近くたった今も
全世界の熱狂的ファンに支持されて売れ続けているなんて
あのとき、いったい誰が予想しただろう。

4人がビートルズでなくなっても
ビートルが残り2人になってしまっても
ファンの情熱はいっこうに冷める気配がない。

というわけで……

今日は「ビートルズ物語」の番外編です。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


ビートルズがいなくなった世界って
いったいどんな感じだったんだろう。

私たちはいま、すべての歴史を追体験して
「ビートルズがいた時代」と
「ビートルズ以降」を比較検証することができる。

けれども、あのころ
リアルタイムでビートルズの洗礼を受けた人々は
昨日までとはまったく色が違う世界に
いきなりほうり出されてしまったわけである。

まったく色が違う世界――ビートルズのない世界。

もちろん4人が音楽活動に終止符を打ったわけではない。
ジョージなんかはむしろ、ビートルズ時代よりも
ソロとしての活躍に対する評価のほうがずっと高い。
それでもやっぱり、ソロとしての4人が集まったところで
それはビートルズではない。

“ビートル×4<ビートルズ”の公式は
私にとって、永遠の真理なのである。

だから、解散後に初めてビートルたちが
ビートルズだった時代を振り返ってみようと企画した
「アンソロジー・プロジェクト」に
どれほど胸をときめかせたことだろう。

それは、1995年。
解散から四半世紀たって、ビートルズの新曲が出た。
ジョンが1977年ごろ録音した未発表のデモテープに
ほかの3人が手を加えて完成させたのだ。

「ファブ・フォーが甦った……灰の中から」
これを聴いてそう感じたのは、私だけじゃないはず。
不死鳥のように甦ったビートルズの“新曲”に
何十万人というファンが酔いしれた。

そして私たちは、ひと時忘れることができたのである――
ビートルズのいなくなった世界を。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


では、今日は「Flying」にちなんで
大空翔ける鳥の歌をご紹介しましょう。
これが、ビートルズ25年ぶりの新曲のひとつ。
『Anthology 1』のアルバムで聴くことができます。

「なじんでいた あの暮らし
なのに 
いったい何が起こったんだ?
お互いがいなくて
ぼくら 生きていけるのかい?
かけがえのない あの親しさ
いったいどこへ行ってしまった?
ぼくはあのころ いつだって……

鳥のように自由に羽ばたく
それは2番目に素敵なことだけど
またとない成功を手に入れ
いまぼくは 翼広げて巣に帰りたい
鳥のように」


What ever happened to
The life that we once knew?
Can we really live without each other?
Where did we lose the touch
That seemed to mean so much?
It always made me feel so...

Free as a bird
It's the next best thing to be
Free as a bird
Home, home and dry
Like a homing bird
I'll fly as a bird on wings

("Free As a Bird"より)

ジョンを悼み、ビートルズを懐かしむ3人の想いが
見事に結実したリリックだと思いませんか?

ジャケットは『Magical Mystery Tour』から
おなじみ4人の「エッグメン」です。


クリックすると元のサイズで表示します



213曲まで、あと2曲!


2008/7/2

愚か者よ  Magical Mystery Tour

今日はちょっと趣向を変えて
最初にリリックをお届けしましょう


「来る日も来る日も一人きり
あいつは呆けた笑みを浮かべて丘の上
誰も近づこうとしない
ただの愚か者だと思ってるから
あいつは何も答えない
だけど 愚か者は知ってるのさ
沈む太陽の行く先を
そして なぜ地球が回っているのかを」


Day after day alone on the hill
The man with the foolish grin is keeping perfectly still
But nobody wants to know him
They can see that he's just a fool
And he never gives an answer
But the fool on the hill sees the sun going down
And the eyes in his head see the world spinning around

("The Fool on the Hill"より)

。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


私はこの曲を聴くといつも思うのです。
ポールがジョンに対抗して、というか
「Nowhere Man」を意識して作ったんじゃないかと。

皆さん、前回のリリックを覚えてる

誰にも相手にされず
名もない草花を育てているNowhere man。
誰にも相手にされず
丘の上で沈む太陽を見ているThe fool on the hill。

何となく共通点があるような気がしませんか。

ところで……

毎日のように明らかになる偽装事件やごまかしの類。
そんなニュースを聞くたびに私は考えてしまう――
世の中なんてバカが多いのかしら、と。

だってね。
「偽装したってわかりゃしない」と考えるってことは
自分以外の人間が自分よりバカだと思ってるわけでしょ?
そのこと自体が、もうバカとしか言いようがない。

ここで私はThe foolを「愚か者」と訳したけれど
愚か者=バカでは決してありません。
The foolは、自分の愚かさを知っている。
自分がちっぽけな存在だと知っている。
そこには謙虚さが生まれる。
だから、沈む太陽の行く先もわかるようになるのです。

「Nowhere Man」や「The fool on the hill」のリリックを読むたび
ああ、ビートルズって素敵だなあと思う。

彼らはどんなにビッグになっても
驕ったバカになることがなかった。
最後まで、愛すべき愚か者だった。

そんな彼らのファンであることは誇らしい!




213曲まで、あと22曲。

2008/3/28

旅に出ます  Magical Mystery Tour

皆さま、突然ですが
GORICOとビートリー娘とヘイブル小僧は
しばらくのあいだ旅へ出ることになりました

9と3/4番線ホームから出る列車に乗って
不思議な不思議な魔法の旅へ……

探さないでください……


なんちって。


事の真相は
誰もが知ってる某SNSのオフ会です

行き先はビートルズを堪能できる都内某所(某Cクラブ)
宿泊先はサラリーマンの酔態を堪能できる新橋

と……これらが決まっているだけで
あとは展開がまったく予想できないミステリーツアーなのだ。

なぜかといえば
お会いする方々がみんな初対面だから
しかも総勢20人近く!

仕事柄、初対面の人と接することには慣れている私も
子連れで向かう先にそんな大勢初対面の方々が控えてるという状況は
さすがに今まで経験がない。
しかも、そのうちの3人とは宿泊先も同じなので
もしかしたら夜通しおしゃべりすることになるかも……

それにしても
全国津々浦々からやってくる初対面の人々を
一瞬のうちに“仲間”にしてしまうビートルズって
やっぱりスゴイと思う。
そこには単なるオタクの集まりには見られない
ハートウォーミングでオープンマインドなムードがある。
(すみません、ルー大柴入ってます

さあさあ、そこのあなたも
今日からビートルマニアの仲間入りしましょ


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

それでは今日のリリックです。
もちろん、タイトルどおりこの一曲!



「さあさあ、見たこともない旅が始まるよ
(お望みのものは何でもある)
地図のない旅が始まるよ
(きっと満足できるはず)
不思議な不思議な魔法の旅
あなたも仲間にどうぞ」


Roll up, roll up for the mystery tour
(We've got everything you need)
Roll up, roll up for the mystery tour
(Satisfaction guaranteed)
The magical mystery tour is hoping to take you away
Hoping to take you away

("Magical mistery tour"より)



というわけで、明日の午後から東京へおのぼりします。
戻ってきたら、次の日から箱根へアニバーサリー旅行に出かけます。
今度ブログでお目にかかるのは2日の水曜日ですね。

See you all on next Wednesday!


213曲まで、あと48曲……



2008/2/25

ジョージの誕生日のひみつ  Magical Mystery Tour

1943年2月25日はジョージ・ハリスンの誕生日です

……と、いろんな資料には書いてある。
でも正確には24日の深夜、日付の変わる少し前に生まれたらしい。

実は私も同じなの

9月14日の深夜、日付の変わる少し前に生まれたのだが
うちのオカンの誕生日がなんと9月15日……というわけで

「じゃー誕生日同じにしちゃいましょう。
 そのほうが覚えやすいし、ね!」


とお医者さんに言われたのだそうです。

当時の医療現場はずいぶんいい加減だったんですねえ


で、この事実を最初に聞いたとき
私は非常に悩んだ

なぜかって。

それまですべて「9月15日生まれ」で占いをやってたのに
日付が違うと結果もぜんぶ違ってきちゃうじゃないのっ
うーむ。どうすればいい

しばらくは15日生まれと14日生まれと両方の占い結果を見て
「いいとこ取り」したりしてたんですが
ある日、何かの本でこんなフレーズに出合いました。

「誕生日と実際に生まれた日が違う人もいると思いますが
 戸籍に記入された時から貴方の運命が決まったのだとすれば
 それを誕生日と考えればいいのです」

つまり“誕生日と決められた日が誕生日”ということですね。


というわけで
ジョージの誕生日も2月25日と考えて差し支えないようです。

あらためて

ハッピーバースデイ、ジョージ!

。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
ジョージの名曲は数々あるんですが
そんな中でこれはわりと忘れられがちなナンバー。
ジョージがロサンゼルスの家で
友人のデレク・テイラーが来るのを待ってたとき
生まれた曲だそうです。

「ロサンゼルスは霧が多い
だから道がわかんなくなったんだね
すぐ着くよ そう言ったくせに
結局 迷っちゃったんだろ
お願いだから早く来て
お願いだから待たせないで
お願い ぼくもう寝ちゃいそうだよ」


There's a fog upon L.A.
And my friends have lost their way
We'll be over soon they said
Now they've lost themselves instead
Please don't be long
Please don't you be very long
Please don't be long for I may be asleep


("Blue Jay Way"より)


ブルー・ジェイ・ウェイというのは
ロサンゼルスに実在する地名だそうだ。
サンセット大通りを見下ろすハリウッドの丘近くにあって
とっても見晴らしのいい場所らしい。

でも有名人の住まいだから
当然わかりにくいところにある。
霧なんか出た日にゃ、ますます行き着くのは難しい。

というわけで
待てども待てどもやってこない
デレクを待ちくたびれて眠くなったジョージは
とにかく起きて待ってなくちゃと必死で
この歌を作ったそうだ。

きっとジョンなら寝ちゃったでしょう。
律儀なジョージならではのナンバーなのでした。

2007/8/30

GORICO・その真相  Magical Mystery Tour

ここでちょっとお知らせ。

今日のブログで、記事の総数が110になりました。

いまのところ、ジョンのソロを3曲紹介したので
それを引くとビートルズ公式発表曲のうち
107曲を制覇したってことに。

つまり……

213曲の半分まで紹介が終わったんです 

ついに山の5合目まで来ました!
Yahoo!

。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

というわけで今日はあらためて
私のハンドルネーム「GORICO」のお話を。

みなさんよく知ってるように、
GORICOというハンドルネームは
わが家の子どもたちの名前をくっつけたもの 

元はと言えば、
その昔メールアドレスを決める時に
姓でも名前でもその組み合わせでも
「すでに使用されています。別のアドレスを入力して下さい」
と言われちゃったので
「えーいメンドくさい!」
と子どもたちの名前を単にくっつけたのが真相。

それ以来、いろんなIDやニックネームを
GORICOで統一するようになりました 

ところがこの名前、
なぜかけっこう人の興味を引くらしい。

「“ご利口さん”の意味でしょ?」とか
「ゴリエをパクったやつ?」とか 
「グリコの関係者?」とか
いままでいろんなことを言われました。

おかげで名刺を渡した初対面の方と会話がはずむ場合も。
子どもたちに感謝 

ちなみに、ビートリー娘の名前であるRICOは
スペイン語で「豊かな(rich)」という意味です。
プエルトリコの国名にもなってるよ (→これどこの国旗だ?)

なので娘はRIKOと書かれると
「綴りが違ーう!」と怒ります 


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

というわけで、今日のリリックは
richにちなんだもの。

「君はあそこへ行って
いったい何を見てきたんだ?
見えないものは何も見なかったんだろう
ベイビー 君は金持ちなのさ
金持ちの仲間入りをしたんだ
いまや君も金持ちなのさ」



What did you see, when you were there?
Nothing that doesn't show
Baby, you're a rich man
Baby, you're a rich man
Baby, you're a rich man, too


("Baby, you're a rich man"より)


あっという間にrich manになってしまった
ビートルズ自身を皮肉った曲と言われてます。

迷いの中にいるジョンの気持ちがよくわかる……

シンシアの自伝もいよいよ大詰め 
そのうち感想を載せますのでお楽しみに!




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