2008/9/3

世界制覇! Beatles物語B  Beatles For Sale

やっと9月が始まったというのに……

あ゛つ゛い゛ですぅ〜〜〜(←またかいっ)

かと思えば、いきなり雨が降ってくるし。
豪雨に見舞われた地域の皆さん、被害は大丈夫でしたか?

これから台風のハイシーズン
まだまだ油断できません。
自然の猛威を侮ることなく、万全の備えで過ごしましょう。

それはそれとして……

ヘイブル君は二学期が始まったため、パワーがた落ち。
なので今日はネタがありましぇん

代わりに、さらにパワーがた落ちの
自民党政権の行く末を占ってみましょうか

しかしまあ、本当にあきれましたね。
いきなりの辞任会見。
安倍ちゃんの疲れきった顔を思い出して
ものすごいデジャヴに襲われたのは、私だけじゃないはず

ところで福田さんって、いったい何をやったの?
本人、自分の実績をけんめいに主張してたけど
どれもいまいち、ピンと来ませんでした。
とりあえずサミットとオリンピックこなしたから
「ホスト」と「ゲスト」を一回ずつやった、くらいのもんでしょ

まさに“とりあえず内閣”てな感じの一年足らずでした

それにしても、国のトップがこれほど短期間にコロコロ変わるのは
先進国の中では例がないんじゃないでしょうか。
これじゃ世界に対するアピール性は減るばかり……
本気で何とかしてほしいですね。


さて、今日は「4人がビートルズだった頃」の3回目。
またとないアピール性で世界をものにしたファブ・フォーのお話です。
日本の政治家も見習ってほしいもんだ


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


1962年11月26日、ビートルズ2枚目のシングルの録音を
スタジオで聴いていたジョージ・マーティンは断言した。
「この曲はナンバーワン・ヒットになる」
そのとおり、1963年1月発売の「Please Please Me」は
2月末の時点でチャートトップに。

さらに3月には初のLP『Please Please Me』
4月には「From Me To You」(3枚目のシングル)
8月には「She Loves You」(4枚目のシングル)
11月には2枚目のLP『With The Beatles』と
「I Want To Hold Your Hand」(5枚目のシングル)
いずれも全英チャート1位という
とてつもない快挙を成し遂げる。

ファブ・フォーの人気はとどまるところを知らず
彼らは行く先々で山のようなファンに囲まれ
時には生命の危険すら感じるほどの熱狂に包まれた。
ボディガード役の警備隊がいなければ
町を歩くことすらできなくなったのである。

世に言う“ビートルマニア”現象の始まりだ。

全米でも1位を獲得したビートルズは
1964年2月、ついに念願のアメリカ上陸を果たす。
7月には初の主演映画完成。
ここから、ヨーロッパはもとより
南北アメリカ、カナダ、オセアニア、そしてアジア諸国にまで
ビートルマニア現象は波及していった。

出す曲はすべてトップチャート入り、
映画は大ヒット、
コンサートを開けばいつも満員。

イギリスの小さな港町リバプールの
“ワーキングクラス・ヒーロー”だった4人は
こうしてたちまち、誰よりも有名なバンドになったのである。
あのころ、ビートルズの名前を知らない人間が
世界中にいったいどれだけいただろうか。

もちろんそれは、今だって言えることだけれど……


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
世界中をとりこにしたファブ・フォー4枚目のLP
『Beatles For Sale』から、乗りのいいナンバーです
フェード・インが印象的な一曲。

「抱きしめて ぼくを愛して
君のことしか考えられないのさ
一週間に八日もだよ
そう 一週間に八日も愛してるんだ
一週間に八日 それでも
ぼくのこの想いは伝えきれない」


Hold me, love me, hold me, love me
I ain't got nothing but love, girl
Eight days a week
Eight days a week
I love you
Eight days a week
is not enough to show I care

("Eight Days a Week"より)


「一週間に十日来い」ってやつと、よく並び称されるこの曲……
いかにも単純なラブソングで、出来は悪くないけど
ジョンらしいシニカルな純粋さに欠けますねえ

このころから、彼らの曲作りはビートルマニア現象の中で
必然的に見直しを迫られることになっていくのです。

あれほど欲しかった人気や名声を手に入れてみて
何か違う、と思い始めたのかもしれません。

このアルバムの4人の表情にも、そんな疲れが見えませんか?

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213曲まで、あと10曲……


2008/8/31

ファブ・フォーの誕生 Beatles物語A  A Hard Day's Night

さあて、と。
泣いても笑っても今日で夏休み終わりです

ヤッホー! ヤッホ〜ヤッホ〜
          
   犬のように喜び庭かけまわるGORICOさん

これでもう、毎日のように朝ごはんのあとすぐ
「今日のお昼、何?」ときかれなくてもすむし
仕事で頭を抱えているときに
ギターの音で邪魔されなくてもすむ……

しかーし。

ヘイブル息子がいなくなると確かにせいせいするが
ブログのネタが激減してしまうかも……

ま、人生楽ありゃ苦もあるさ(違うか)

とりあえず、ビートルズ物語を展開するあいだ
話題が見つからなかったときのために
新コーナーを開設することにいたしました。

単なる思い付きですけどね。

題して……

今日のヘイブル君


この前、息子に「倫」という字を説明しようと思って

「倫理のリンだよ」と言ったら

「え〜 わかんないなあ……」

そこで「にんべんに、こうしてこうして……」と書いてやった。

すると、ひと言。

「なんだ、不倫のリンか」

おい。
倫理を知らないお前がなんで不倫を知ってるんだ!

ちなみに息子の定義によれば
不倫は「浮気のもっと進んだやつ」だそうです。
いまどきの中2、侮れません。



それでは「4人がビートルズだった頃」の第2話……

「ファブ・フォーの誕生」です。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


デッカの不合格通知を受けたブライアン・エプスタインは
その後もビートルズをレコードデビューさせようと奔走した。
そんな中、ふとしたきっかけで
EMIのプロデューサー、ジョージ・マーティンを紹介される。

デモテープを聴いてオリジナル曲を気に入ったマーティンは
1962年6月6日、テストをおこなうため4人をスタジオに呼んだ。
これが、その後7年あまりにわたって
213曲のほとんどすべてを録音することになるアビーロード・スタジオだ。
そして、テスト結果は見事合格。
ファブ・フォーのレコードデビューが決まる。

ただし、1つだけ問題があった。
マーティンはピートのドラムが気に入らなかったのである。
ほかの3人もピートとの関係に限界を感じ始めていた。
そこで、デビュー直前にメンバーチェンジ決定。
新ドラマーはハンブルクで3人と親しくなったリンゴ・スターだ。

もちろん“切られた”ピートの失望は察するに余りある。
このやり方に激怒して離れていったファンも大勢いた。
それでも、もしドラマーがピートだったなら
ビートルズが数々の神話を産み出すことは決してなかっただろう。

こんな紆余曲折を経て新生ビートルズが
「Love Me Do/P.S. I love you」でデビューしたのは1962年10月5日。

ファブ・フォー(素敵な4人組)の誕生である。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
ファブ・フォー初の主演映画「A HARD DAY'S NIGHT」
封切りと同時に発売された同名のアルバム最後の曲です。

出だしのところを訳してみると
なんかピートの恨み節みたいな気がしちゃうんですけど……


「ねえ 
ぼくを傷つけるんなら出て行くよ
でも いつか戻ってくるけどね
前にもさよなら言ったことがあるけど
ちゃんと戻ってきただろう?
だって 愛してるんだよ
君がいないと生きていけない
そうさ 君でなくちゃダメなんだ」


You know
If you break my heart I'll go
But I'll be back again
Cos I told you once before goodbye
But I came back again
I love you so
I'm the one who wants you
Yes, I'm the one who wants you
oh....

("I'll be back"より)


こうして“まあまあ”のデビューを果たしたファブ・フォー。
その後は本人たちさえ予期できなかったような
ものすごい熱狂のうねりに呑み込まれてゆきます。

では、次回をお楽しみに……



213曲まで、あと11曲。

『A Hard Day's Night』の収録曲が終わりましたので
アルバムジャケットをご紹介しましょう!


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2008/8/28

伝説の始まり Beatles物語@  Past Masters vol.1

前回もお知らせしましたが
ついにこのブログの収録曲も200を超え
ご紹介するリリックは、残すところあと13のみ

実は、このブログを書き始めたばかりのころ
自分でも先がどうなっていくのか全然読めず
「ネタに行き詰まったらビートルズ物語でも書いてお茶を濁すか……」
と、うすぼ〜んやり考えていたことがあります

もちろんそのころは、213曲のリリックを全部取り上げるなんて
自分自身、半信半疑でした

なのにフタを開けてみたら
日常のなにげない出来事や、読んで面白かった本、
仕事の話や家族の話題、歴史問題から社会情勢まで
けっこうリリックに結びつけて語ることができたのには
われながらオドロキ

とりわけ、話題提供に事欠かないわがヘイブル小僧には
特別功労賞を贈らなくちゃいけません

それにしても、
ここへ来るまで「ビートルズ物語」に手をつけずにすんだのは
ある意味幸せなことでした。
だけど、このままじゃ
「なんかやり残したことがある……」という思いは否めない

というわけで……

ここからは10回にわたって
ファブ・フォーの来し方を振り返ってみたいと思います。
コアなファンも、ビートルズ初心者も
今一度、彼らの“軌跡”と“奇跡”をともに堪能してください

題して……

「4人がビートルズだった頃」


今日はその第1話「伝説の始まり」です。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


1957年7月6日。
リバプールのセント・ピータース教会で開かれたガーデンパーティに
あるロックバンドが出演した。
バンドの名は「クオリーメン」、リーダーは17歳のジョン・レノン。
そしてパーティ会場には、彼らの演奏を熱心に聴く一人の少年がいた。
15歳のポール・マッカートニーである。

これが、その後半世紀以上を経て今なお輝きを失わない
不朽の伝説のすべての始まりだった。

ポールの歌とギターの上手さに惚れ込んだジョンは
彼をバンドに誘う。
やがてポールの学校の後輩、ジョージ・ハリスンも加わり
何度かのメンバーチェンジを経たのち
クオリーメンは「ビートルズ」へと名前を変え、
ドイツ・ハンブルクまでドサ回りに出かけていった。

当時のメンバーは3人のほか、
ジョンの親友スチュ・サトクリフとドラマーのピート・ベスト。
このハンブルク巡業で力をつけた彼らは
帰国後、リバプールの有名な店「キャバーン・クラブ」でも
演奏させてもらえるようになる。

そのキャバーン・クラブでビートルズのプレイを見て
ただならぬ可能性を感じ取った男がいた。
のちに彼らのマネージャーとなるブライアン・エプスタインだ。
スチュの急死という悲劇を乗り越えて
4人はブライアンとマネージメント契約を結ぶ。

ブライアンは彼らをレコードデビューさせるため
ロンドン中を売り込んで回った。
その甲斐あって、大手レコードメーカー「デッカ」が
オーディションをしてくれることに。
ところが、結果は不合格
デッカの担当者はブライアンにこう言ったという。

「ギターバンドなんて、もう時代遅れなんですよ」

そしてこの担当者は、のちのち
自分の不見識を心の底から悔やむと同時に
後世まで語り継がれる存在となってしまったことを知るのだ。

世界で一番大きな魚を逃した張本人として……


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
彼らの3枚目のシングル「From Me To You」のB面。
“初期のころの、何のヒネリもないラブソング”の代名詞として
よくポールが言及するナンバーです。


「ありがとう
こんなに愛してくれて
幸せすぎて信じられないくらいだよ
ぼくが言いたいことは
“ありがとう” それだけさ
ありがとう 愛してくれて」


Thank you girl for loving me
The way that you do, the way that you do
That's the kind of love that is too good to be true
And all I gotta do is thank you girl
Thank you girl


("Thank you girl"より)


こんな他愛もないラブソングが
すべて大ヒットしていた初期のビートルズですが
さて、どういう経緯でレコードデビューを果たしたのでしょう……

続きは次回をどうぞ!



213曲まで、あと12曲。

2008/8/23

夢中さ、君に  Let It Be

何だか信じられないような気分ですが……

今日、この記事で
ビートルズ公式発表曲213曲のうち
なんとっ 
ついに、200曲!のリリックをクリアしたことになる。

あらま〜 いつの間に……

石の上にも3年といいますが
思い起こせば1年と9カ月あまり、よく続いてきたもんです。
“超”がつくほど飽きっぽい私にしては、上出来じゃん

これもひとえに読者の皆さま方のご愛顧あってのことと……
      
  もうまとめに入るんかいっ!

いやいや。
とりあえず途中経過報告ということで……


今日はまたやりますよ〜
難曲探検、第3弾。

まずはリリックをどうぞ。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。



「ぼくはしょっちゅう気が変わる
FBIカッコいいじゃん
CIAもカッコいいじゃん
BBC大好き
B.B.キングも大好き
ドリス・デイもマット・バスビーもね
イケてるよ もう夢中さ
夢中さ 夢中さ……」


I like a rolling stone....
Like the FBI
And the CIA
And the BBC
B.B. King
And Doris Day
Matt Busby
Dig it, Dig it, Dig it...


("Dig It"より)


これまたジョンお得意の言葉遊びで
こうして日本語にしてみても、さっぱりワヤですね

ちょっと解説を加えると。
digという単語は昨日も出てきましたが、
「掘る」というところから
「ひとつのことを徹底的にやる」「夢中になる」
という意味が生まれるわけ。

B.B.キングとドリス・デイは歌手の名前で
マット・バスビーはサッカー選手だそうだ


これが収録された『Let It Be』というアルバムは
ビートルズのレコーディング風景をありのままに記録した同名の映画を
作ろうとしたところから生まれたもの。

だから、4人のセッションの様子や雑談やアドリブなんかが
そのまま収められているわけです。

ちなみに映画のほうは
解散間近でバラバラ状態の彼らの姿が赤裸々に映っているため
ミョーな緊張感が漂っていたり
ポールとジョージが音楽観の相違から険悪ムードになったりして
ファンにとってはちょっと悲しい内容なのだ

で、この「Dig It」は
もともとは12分半近くの長〜いセッションだったものを
無理やりアルバム収録用にカットしたみたいです。
強引なフェード・インが印象的なナンバー

なお、Dig it....の最後のほうでジョンが可愛くつぶやいてる台詞は
以下のとおりです。

「That was "Can you dig it" by Georgie Wood
 And now we'd like to do "Hark the angels come"」

「今のはジョージー・ウッド作 "Can you dig it"でした。
 次は"Hark the angels come"をやります」


ジョージー・ウッドはコメディアンの名前だそうです。


以上、GORICOの難曲探検レポートでした。
では北京のオリンピック会場へマイクを戻します(何のこっちゃ



213曲まで、あと13曲!

2008/8/20

好きな道を行け  Let It Be

ついに夏休みも、あと10日あまり……

おうちが仕事場の主婦ライターとしては
一日も早く学校が始まってほしい。
平和なひとりきりの日常を取り戻したい

なのですが、わが家のグータラ中学生は
たまった宿題をどう片付けようかと
そろそろ戦々恐々の様子です

何しろこのグータラヘイブルギター小僧、
机の前に座るのが大嫌い。
数学のプリントや歴史の年表を目にしたとたん
上半身が揺らぎ始めて、いつの間にか夢の中……

というわけで、彼の考え付いた「科学工夫作品」は
名づけて“居眠り防止ヘッドギア”

切った画用紙をアタマに鉢巻き状に巻きつけて
そこへ数カ所スイッチをセットしておく。
居眠りして頭がガクッと机にくっつくと
スイッチが入って、壁にセットしたブザーが鳴るという仕組み

それにしても、居眠りするのを前提として作るとは
なんと後ろ向きの発想であろうか。
彼からこのアイデアを聞いたとき
私は情けなくて涙が出そうになりましたよ〜

結局彼は、母の不満をものともせず
昨日1時間くらいでチョチョイとヘッドギアを作ってしまった

完成品を目の当たりにしたとき
あまりのバカバカしさに、笑いすぎて涙が出ました……

こんな息子ですが、末永くよろしく


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
難曲探検の第2弾です。

ここでジョンが歌っているように
ヘイブル小僧よ、好きな道を行きなさい。
母はもうあきらめたよ……


「ぼくはポニーがとってもお気に入り
いいんだよ 何を褒めちぎったって
そうさ 何を褒めちぎったっていいんだ
ぼくは道路でバンバン追い越しする
いいんだよ どの道行ったって
そうさ 好きな道を行けばいいんだ
前に言ったよね
ぼくが欲しいのは君だけ
すべては君が望むとおりになるはず
だって ぼくは……」


I dig a pony
Well, you can celebrate anything you want
Yes, you can celebrate anything you want
I do a road hog
Well, you can penetrate any place you go
Yes, you can penetrate any place you go
I told you so
All I want is you
Everything's got to be just like you want it to
Because....

("Dig a Pony"より)


思いのままに浮かんだ言葉をリズミカルにつないでいく
ジョンお得意の手法ですね。

ponyはご存じのとおり仔馬のことですが
もしかしたら、その姿の小ささや可愛らしさから
女性――すなわちヨーコを象徴しているのかも。

いずれにしても、このリリックの中で意味があるのは
ヨーコへの愛を表現した「All I want is you」以降のみ

ちなみに「road hog」というのは
車線変更を繰り返すマナーの悪いドライバーだそうです




213曲まで、あと14曲!



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