1月20日の夜中。
ふっ君は、何故か鳴き続けていた。
元気な時は、私のお布団の中に入ってきたのに
その頃には、そんな力もなく、
トイレとご飯以外は
ベッドの中で寝ているだけの状態になっていた。
掛け布団を持って、ふっ君が寝ているリビングに行って
ふっ君のベッドの横で寝てみた。
息が荒く、ハアハアと言っている感じ。
もう長くはないだろうと漠然と思っていたけれど
少し驚いて、ふっ君の足を擦る。
そして肉球を優しくマッサージしてやった。
そうしたら、驚くことに、
先程までの荒い呼吸が静かに静かに
穏やかな寝顔になって、
スースーと寝息を立てて寝てしまった。
マッサージは体にいいからと
時間があれば、体を優しく擦っていたけれど
こんな穏やかな顔を見るのは久しぶりかも。
嬉しくなったっけ。
翌日の日曜日は、本当に何も用事がなくて。
日曜日は食事の買い出しに行くのだけれど
この日は何故か出かける気分になれず
猫達と一緒にゴロゴロしていたのだけれど。
3時になったら、ふっ君は何か食べたそうだったので
焼きかつおをほぐしてやると美味しそうに食べて
置き餌のモンプチまで食べたのに。
その1時間後には亡くなってしまうなんて。
何だか信じられない。
私の所に来なかったら、病気にならなかったのかも。
私の所に来なかったら、高度治療を受けられたのかも。
そんなことばかりを考えて過ごした一年でした。
それでも、私はふっ君が我が家に来てくれたこと。
とても嬉しくて、よかったなぁと思っています。
本当に有難う、ふっ君。
またね!
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