今日のブログの内容は、かなり辛い話です。
嫌な方はスルーして下さい。
尚、写真は、ごく普通の写真ですから
読もうと思う方は安心して下さい。
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ふっ君を荼毘に伏した後、骨を拾うのは嫌でした。
きっと、ふっ君の体を虫食んだ右肩の大きな骨は
ドーーーんと残っているのではないか。
そしてそれを見たら、私は気も狂う位に泣き叫ぶのではないか。
それが想像出来たからです。
葬儀社の方にお願いして、
お骨は葬儀社の方に拾って戴くことにしました。
ふっ君の遺体を見せて、ここの骨は絶対にいらないから。
それ以外の大事な骨だけ骨壺に入れて欲しい。
それから、その時の様子は話してくれなくていいから。
そうお願いしました。

お骨を貰いに行った時、
ぽつんと
「見なくて正解だったと思いますよ。」とだけ仰いました。
そうですか。
やはり酷かったのですね。
そんな話をしたからでしょうか。
ふっ君の頭蓋骨が形を残していなかったことを
教えて下さいました。
何度も遺体やお骨を見ている方です。
19歳とか20歳ぐらいで亡くなる子は
骨がもろくなり(人間もそうですね)
頭蓋骨が形を成していないことは多いそうですが
ふっ君の場合、6歳と10ヶ月。
当然残っていいものなのだそうです。
ふっ君の命を奪った右肩の骨は
ふっ君の栄養もすべて奪っていったのですね。
すっごーーーーくショックで
もう少しでその場にへたり込みそうになりました。
もう多くは聞きたくない。
骨壺を開けて「見ますか?」というジェスチャーをした
霊園の方の手を遮って、
「いいです。帰ります。」というのが精一杯でした。

ふっ君、よく頑張ったね。
偉かったね。
しんどかったね。
何もしてやれなくて、ごめんね。

私はふっ君の後頭部を見るのが好きでした。
思わず顔を寄せて、モフモフしたくなる後頭部でした。
我が家に帰って来た骨壺の中には、
形になっていない頭蓋骨が入っています。
それでも、それはふっ君に変わりはありません。
むしろ、愛おしくて仕方がありません。
ふっ君は私が横になると、くっついてきて
頭を私の体にゴツンとあててきます。
その頭を撫で撫でしてやるのが、いつもの行動でした。
いつか、虹の橋に行ったら、
ふっ君の頭を何度も何度も撫でてやりたいと思っています。
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