2006年2月26日は雨でした。
それでも、私にとっては、「恵の雨」とも思えるぐらいに
嬉しくて嬉しくて仕方のない日でした。
大阪から猫がやって来る。
準備万端整えて、待ちこがれた猫さんでした。
あの時の嬉しさは、きっと一生涯忘れることはないでしょう。

この写真は、2月26日、福来。が我が家に来て初めて撮った写真です。
何故か椅子の上です。(笑)
福来。の視線の先には伊與田さんがいらっしゃいます。
確か譲渡契約書を取り交わしていたのを福来。が見ているのを撮ったと記憶しています。
それから、歳月が流れ、たった3ヶ月でお別れすることになりました。

この写真は生きている福来。を撮った最後の写真です。
この写真と撮った4時間後に亡くなりました。
奇しくも、どちらも、福来。ちゃんの大好きな椅子の上です。
以前、アニマルコミュニケーションをしてもらった時に
「今も椅子の上にいるで〜」と福来。は言っているそうです。
風子もしーちゃんも、時々椅子の上にいるのは、
福来。ちゃんと一緒に眠っているからでしょうか。
福来。と暮らした時間より、別れてからの時間の方が圧倒的に多くなっています。
果たして、私が里親になったことは、よかったのだろうか。
もっと猫のことをよく知っている人が里親になるべきだったのではないか。
色々考えが浮かび悩み後悔していますが、
それでも、福来。に自由な生活をさせてあげられたことは、よかったなぁと思っています。

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