僕のあの純粋なハートはどこにいったのだろう、、、
あの純粋なハート。
透き通った水のような心。
ちょっとした波紋でも凍え死ぬくらいのデリケートな心。
今は、かなり図太くなってしまっているようだ。
8才からあの頃の僕の作曲はその心と同様にガラスのようだった。
知識がなくても、素朴でも音楽だった。
そう、直感しかない音楽。それが音楽。芸術。それは神。
あの頃も苦しいことは多かった。恋についても。
今、こうして50年も生きていると、昔同様に心に波紋が起きる事もある。
昔同様のあの純粋なハートだったら、耐えれるだろうか、、、
図太くなって良かったこともあるのだな、、、
でも、こうしてまだ音楽という芸術をしている僕。
涙を流して流して、、、心が痛くて痛くて、、、
死にそうな気持ちになってでも、
芸術の為?
何の為?
あの時の、17才のころのガラスのハートを持ち続けていた方がいいのか、、、
まあ、持ち続けていたいと思っても、
悲しいかな、もうとっくの昔に通り過ぎ去っていってしまっているかもしれない。
あの頃の僕が、今の僕を見るとどう思うのだろうか、、、
なんやこのオジサン、、、年寄り、、、
かな?
でも、僕は、あの頃のガラスのハートは忘れていないのだ。
ただ、少し針を刺しても、痛みを感じるまで時間が、深さが、長くなっただけ、、、
と、言いたいだけかな、、、
でもね。僕は本当は変っていないんだよ。
まだ17才の僕だ。
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