昨日、お伺いした調律のお客さんから、消音ユニットの取り付けを頼まれました。
今年の第一号。毎年何台かありますが、昨日のピアノはいわゆるメーカー品でなく国産であったが、なかなかないものだった。
ユニットメーカーのサイトに、取り付け可能か不可能かを調べるコーナーがあるのだが、そこにさえ載って無いメーカーだった。大阪にある専門相談所へ電話したら、可能であるとの答えでOK♪
1週間後に半日かけて取り付けることになった。
はやまのユニットははやまのものにしか取り付けられないし、それもある程度からの年代以降のものしか可能ではない。いかわはいつの間にか止めてしまった。
だからこの元、天下の松下がやっていた、殆ど統べてのメーカーのものに取り付け可能なユニットが大はやり。
そして!
なんとこの松下が2年前に、僕も愛用しているシンセサイザーではNO1のコルグに譲渡したのだ。本当に驚きだった。
それが他社のメーカーだっったらがっくりしたと思うのだが、僕は昔からというか、シンセサイザーを使い始めてから、歴代すべてこのコルグだったのです。今もコルグのトライトンというシンセです。
ちなみに、ハレラマはその前のコルグの名器のM1とトライトンのミックス(どうしてもM1でしか出せない音色があったから)その後のマグダラ、I Like Beethoven、ありがとう、瀬織律姫はこのコルグのトライトンでの録音です。
とにかく電子楽器の雄のこのコルグになってから、さらにこのユニットは進化してより良くなってる。
この消音ユニットっていうものは、普段は普通のピアノの状態、普通のタッチと音で弾くことができ、夜や家庭条件で音を控えたい時に、レバーを手前に引くだけで音が消え、ヘッドホーンや小型スピーカーより音量を調整して演奏できる。すばらしい文明の力だ。
この一番良い点は、消音にしても普通のピアノタッチで弾けるということと、音質が現代の技術でサンプリングというもので実際のピアノの音を録音した音が出るので、いま一音色のピアノや古いピアノは逆転現象が起き、ユニットかの方が生音よりも良くなる時もあるくらい。
で、一つ面白いこと。松下→コルグはスタン○えいの音をサンプリングしたもので最高だが、はやまは自社が生ピアノメーカーだから自社の製品のをサンプリングしてる。
だから、どうしても音質でも技術でも(元々電子楽器の雄のメーカー)はやまは負けてしまう。
久しぶりの調律関係文だったので、興奮美味だったかな。
今日、明日僕は連休なので、作曲室を大掃除してミュージカルの仕事へ向けてさっぱりする予定です。
