今日、ふと思った事。
僕は一生教わる人でありたいと思う。教わる側の人で。
実はこういった習性は何時の間にか僕の癖になってしまっているようだ。
知っていても知らないふりをしてしまっている。まあ謙虚といえばそうなのだが、まだ違った意味、意義を感じてそうしてるようだ。それは、まだまだ知りたいから。だと思う。
「おお!それ知ってるよ。こうだよね!。こうなんだよ!」って話してしまったら、もう向こうからの話を聞けなくなってしまう。から。
だから知ってる事も、たとえ、今、目の前で、僕にいろいろ話してくれている人が僕より詳しくない人であっっても、ふむふむ、、、といった顔をして聞いてる。
昔は、こうではなかった。自分が知ってる事が話題になると、我も!って話し出した。そして愚かな事に、どっちがより知識があるかないかと争うような雰囲気になってることが多々あったように思う。
それがよくないと思って、、、、少しづつ変わってきたように思う。
そうすると面白い事もある。僕より10歳ほど若い青年と話をしていて、アメリカの人気ロックバンドのボンジョビが、日本の童謡のような歌をCDに入れてると話してきた。僕はボンジョビのデビュー当時からよく知っていて、デビュー曲がビリージョエルの人気曲の盗作だっていう事も知ってるし、当時、それが原因か、アメリカの音楽評論家からメッタメタに総スカンを食ってバカにされていた事も知ってる。アト、僕の好きなホール&オーツのビッグヒット曲の「ソークロス」(ユー◎ンもまねしたね。お〜っと!)をリーダーのジョンボンジョビがプロデュースした事もあって、それから親近感を持ってみていたバンドだ。
そして、それから、、、ボンジョビがそんな日本の歌を入れてたと知らなかった僕は、彼に、
「えっ?!それはバンドで?ソロで???」って聞いた。(リーダーのジョン ボンジョビのソロアルバムにでも入っているのか?って思ったから)
彼は、「ボンジョビはアメリカのバンドなんですがね、、、」って小馬鹿にしたようなというか、この人はボンジョビ知らないんだろうな〜って思ったのか、ピーマンな答えをしてきた。僕は、(おいおい、、、って思ったが)そのまま話をとぎらせ会話しなかった。正確には続ける事ができなかったわけだが。
たまには、こういった事もあって、僕も詳しいんだよ〜!ってすぐ知ったような顔と発言をすればいいのかもしれないが、僕は相変わらず、知らないふりをして話を聞いてる。
しかし、これっていいんだよ。知識や経験なんて上には上がいるんだから、話を中断させないで、いろいろ聞いてる内に、自分の知らなかった事がたまに混じってきて本当に参考になるんだ。