今日は 大豆が我が家に来る前の事を
書いてみようと思います
にいたんが4歳の時 大豆家には小さな家族がいました

ジャンガリアンの『ゲッツ』です
名づけ親は もちろんにいたん

当時流行っていたギャグで 毎日マネしていたほどです
にいたんも物事の意味が分かり始めたので
命の大切さを教えたくて 家族に迎えました
ゲッツとの出会いは 運命的だと思っています

沢山のハムスターがいる水槽に パパが手を伸ばしました
ママは「あの子がいい!」と 違う子を選んだのですが
ゲッツは自分から パパの手に乗ってきたんです
ひとつひとつの仕草が かわいすぎて
みんなゲッツに夢中でした

キャベツが大好きで パパは仕事から帰ると
毎日テーブルの上にのせて 一緒にご飯を食べました
脱走した時は 必死に探した事もあったっけ
一年半過ぎたくらいから ゲッツの体に
おハゲが出来始め かきむしって血が出るようになりました
すぐにでも病院に行きたかったのですが
「専門の先生がいる病院じゃないと!」
と思い 探すのに一苦労・・・
やっと病院を見つけ 診察してもらうと
おハゲの原因は ダニ

市販で売られているチップ(寝床などに使う木クズ)に
付いているダニが体についたとの事 すぐに使うのをやめ
目薬みたいな容器の薬を2つだしてもらい
毎日飲ませましたが 元気はあるものの
このおハゲは治る事はありませんでした
一年くらい通院したと思います
そしてゲッツと別れの日は何の前触れもありませんでした
いつもなら小屋を叩くと眠そうな顔で
巣から顔を出してくれるのですが 何度叩いても出てきません
巣をあけると 丸まって寝てるようでしたが
もう冷たくなっていました
たぶん老衰で 寝てる間に旅立ったみたいです
約2年半 十分長生きしたほうです
亡くなった時は ホントに悲しかったですが
我が家なりに 沢山愛してあげれたと思っています
なので今は大切な思い出になり 今でも日常会話の中に
普通にゲッツの名前が出てきます
すべてのハムスターはゲッツが中心なので
TVなどでほかの子を見ると
「ゲッツより大きい」とか「ゲッツの方がかわいい」とか
前にも書きましたが
パパが大豆を買うのを反対した理由には
ゲッツが亡くなった時の辛さがあったからなんです
でも悲しい思い出だけではありません
楽しかった事のほうが 多かったからこそ
パパもOKしてくれたんだと思います
ゲッツが旅立って半年後 大豆は我が家の家族になりました
かわいかった ゲッツ
これからも大豆家の大切な家族の一員です
