皆様お久しぶりです。
約2ヶ月ぶりの更新ですm(__)m
ちょっと凹む事が続き、ブログの更新はもちろんパソコンを開く事すらせず何も手につかない日が続きました。
その原因の一つが以前から心配だった愛猫マリンの事。
子宮ガンの手術を受け、一度は少しずつ回復に向かっていたのですが残念ながらガンが再発。
人間の3倍もの速さで進行するというそのガンはマリンの体をみるみるうちに蝕んでいき、年老いたマリンの体力をどんどん奪っていきました。
毎日8時間もの点滴をしても延命処置にしかならないとはわかっていたものの、母も妹も1日でも長く生きてほしいという願いでマリンと共に病気と戦ってくれてました。
10月末、いよいよ危ないという事で私も帰省し早速マリンのいる病院へ迎えに行く事に。
元々私が飼っていた猫だと母が先生に説明すると、「ここ2〜3日が山です。このまま入院させても構いませんが連れて帰って是非一緒にいてあげてください」と言われました。
私が20歳の時にやって来たマリン。この13年の間に本当に色々な事があった私の事を全部見てきて、悲しい時も辛い時も付かず離れず見守ってくれていました。
なのに私の事情で私の元では飼えなくなり、仕方ないとはいえ実家に置き去りにした私をマリンは恨んでるかもしれない。今更飼い主面しても遅いかもしれない。
そうも思ったけど、今は少しでも一緒にいたい。少しでも同じ時間を過ごしたい。
マリンにしてみればとことん勝手な飼い主だと思われたかもしれません。
次の日の朝、診察の為に一度病院へ。
その後は家に帰って静かに2人きりの時間を過ごし、夕方母と妹の仕事が終わるのに合わせて迎えに行きつつもう一度病院へ。
「今晩あたりが限界です」そう言った先生の勘はあたってしまい、結局、その日の夜中、マリンは逝ってしまいました・・・。
最期まで痛がって・・・苦しんで・・・病院へ連れて行った私と妹の目の前で・・・その小さな命は燃え尽きてしまいました・・・。
泣いても泣いても涙が溢れ、帰りの運転中も何度も前が見えなくなって・・・。
何もしてやれなかった・・・安らかに送ってやる事すらできなかった自分が情けなくて情けなくて・・・。
申し訳ない気持ちと後悔ばかりが頭の中でぐるぐるまわっていました。
マリンは私達の所へ来て幸せだっただろうか・・・。
マリンにとってはホントはこうしていれば・・・ああしていれば・・・。
そんな事ばかり・・・考えても考えても答えなんかわからないのに・・・。
マリンにとって、私は決して良い飼い主だったとは言えなかったでしょう。
私の事情であちこち住まいが変り、落ち着かない生活に嫌気がさしていたかもしれません。
そして実家に落ち着き、やっと静かな生活が送れていると思ったら大病に侵され、自分の意思とは関係なく延命処置をされ、最期まで痛さと苦しさに耐え亡くなってしまった事を悔やんでいるかもしれません。
納骨を終えた今でも・・マリンの気持ちを考えると胸が苦しくなります。
こうしてブログで報告する事も・・今になってやっとできています。
マリンにとってはどうかわからないけど、私達家族にとっては娘であり、孫であり、大切な存在でした。
マリンがいた事でどれだけ救われたでしょう。どれだけ癒されたでしょう。
私達にとってはかけがえのない存在である事は、亡くなった今でも変りありません。
今はただ、痛みも苦しみもない天国で安らかに眠ってくれている事を願うばかりです。


0