実家の猫達に餌をやりに夜行くと、にゃーにゃー「ハラ減ったよーハラ減ったよー」で擦り寄ってくる。ま、朝もそうだけどね。その姿に癒やされながら、それぞれの好みの餌をあげるのであった。
ミケ母さんは、口の中がイタイイタイ病だから、柔らか缶詰と猫用の牛乳。チャー兄さんは、腎臓障害だからそれ用のカリカリと母さんの柔らかを少し。チャコは、好き嫌いなしだから、大概カリカリだけ(たまに缶詰)。クルミ&ロクのチビ達は、隔離部屋でカリカリ(時々缶詰)。そして、水交換。
うまそうに食べている姿は、可愛いもんですわ。餌を元気に食べれれば、健康だなと一安心。安心安心。
で、餌をむしゃむしゃヤミヤミしている母さんたちを放っておいて、時間があれば、俺は、映画鑑賞をします。
おふくろは、スターチャンネルと契約しているのです。ですので、放送する俺好みの映画を録画して置けるのです。それを、その1時間だけ鑑賞するのであります。終われば、帰って夕飯ですよと。
今日は、「瞳の中の・・・・。」????あれ?何だったっけな?忘れた。瞳の中のなんとかって言うのを観ていました。殺された新妻の美人度は凄かった。おっぴあもね。
映画を観ていると、食事を終えた猫達が順番に部屋に入ってきます。ファンヒーターの前で、食後の毛づくろい。顔を綺麗にしたりして、ゴロンと横たわったり、スフィンクスみたいにしゃがんだり、とぐろを巻いて丸くなったり。好き勝手にくつろぎ出します。これまた可愛らしいのであります。
その中で、ミケ母さんは、必ず俺の足、膝辺りに乗ってきます。そして、スフィンクスになってじっとしています。しばらくしてから目を閉じます。ベロ出してたりもします。
これが、猫好きにはたまらないのであります。
ミケ母さんに、ついつい話しかけたりなんかしちゃいます。
「美味しかったか?」とか。「牛乳飲んだ?」とか話しかけます。そして、観ている映画のはなしもしたり、しなかったり。その間、じっと俺の顔を見つめています。それによって、その日発生した、fuckin'な感情が薄くなり消えていきます。
ありがとうございます。猫。
ご安全に。

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