鉄管32Aをダンプに積み込もうとしたくさ〜。
1本目。
ガンガンと、引っかかるのを避けるのに揺さぶって引っ張り出す。
するとだ、何やら羽虫がメガネの中に飛び込んで来た。
レンズと目玉の間でもがく羽虫。
何虫?
老眼初期の焦点合わないよ〜だ!のため、最初何が飛び込んであばれる君しているのか分からなかったが、数秒後にその色、柄が、ぼんやりと見えた。
その瞬間メガネを外して地面へ投げ捨てた。
蜂じゃん。
アシナガバチじゃん。
メガネから今度は、俺の顔めがけて特攻を仕掛けてきた。
タオルで追い払うが、なおも執拗に攻める蜂。
そして、一瞬視界から消えたその瞬間。
「ちく」
いってーーーーーーーーーーーーー!!!!
頭、刺しやがった!頭、刺されやがった!
すぐにその場を離れて、蜂から身を隠す。
痛かったわ・・・・。
その痛みは、みるみる首から肩まで達し、ジンジンと体内に毒が回り始めているのが分かりました。
ヤバイじゃん。
スズメバチでなかったのは良いけれど。
痛いことは痛い。
腫〜〜れるや!腫〜〜れるや!腫れるや!腫れるや!腫れ〜〜〜るや〜〜〜〜!
痛かった。
持ったパイプの直ぐ側の50Aのパイプの中に、アシナガ家がありました。
そいつに、ガンガン衝撃波を食らわせた私を敵とみなし、襲いかっかって来たということなんだろうな。
暑くてメットはしてなかったのよさ。
現場じゃなくて、資材置き場だったからしなかったのだ。
してれば刺されなかったか?
ヘルメット、していれば?
目玉刺されていたかもな。
まぶたとかさ。
メガネの内側に飛び込んできたハッチ。
大暴れのハッチ。
メットの紐がメガネの柄を押さえるから、しゅっと外して投げ捨てらんなっかっただろうな。
目玉、まぶたが刺されたら、こうしてパソコンなんてかまってらんねーな。
結果オーライでいいわ。
痛いわ・・・・。
とーべーとべー♪ バーチ♪ アシナガバッチー♪
さーせーさせー♪ バーチ♪ アシナガバッチー♪
冗談じゃない。
ご安全に。
撮影:小林奈津子さん

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