俺は、昔からある老婦人が嫌いでした。
実家の方に関係する人なんですが、どうにも気に入らないんです。
何がどう気に入らないのかと言いますと、まぁ〜図々しいんですよ。
図々しい
具体的なことは書きませんが、とにかく昔から図々しい。
いろんな人がこの人とぶつかって去って行くってことが多々ありました。
その老婦人、一冬車庫を使わせてくれと言ってきた。
俺の入れている車庫の半分を使わせてくれと。
理由は、一冬自分が埼玉だか高崎だかの娘さんの所へ行ってアパートを留守にする間、車をアパートの駐車場に置きっぱなしは心配だと。
そんで、シャッター付きの車庫に置かせてくれと。
普通なら、「別にいイイですよ」じゃない?
使ってないというか、物置として使っている場所ですからして。
でも、嫌なんです。
頼み方が悪かったね。
文章では伝わらないかな?
図々しい態度でこう言った。
「荷物を奥にやれば入るわね」
「前にも入れたし」
過去に入れたことなんて一回もありません!
嫌だね。
入れさせない。
俺も妹も反対さ。
でも、おふくろはさっさと荷物を置くに押しやって固めて車一台分の場所を作ってやがった。
知るか。
俺は、入れさせない。
あのね、押しやられた荷物の中には、これから大雪に使う消雪パイプの材料があるんすよ。
それがもう、どこに在るのやら・・・・。
こうなるのが嫌で反対してもいたんだって。
だ・か・ら!
実家の玄関車庫に入れさせます。
シャッターはないけど屋根がちゃんとあるからそれで我慢して下さいねと。
猫が乗るだの何が乗るだのって、贅沢言うんじゃー無いよ。
嫌なら、どこかで借りてください。
はっきり言います。
それで、人間関係が狂ったとしても、俺は大歓迎。
もう来ないでくれて結構です。
さようなら。
人間断捨離。

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