部員各位 第84回 山形村 石碾き蕎麦 水舎(
山形村7466−10)
2008.10.2
店の雰囲気85点,そば95点,つゆ95点
しばらく部活をサボっておりました。では何をしていたのかというと、チャリです。
NITAチャリ部の部長から赤いチャリをいただき(名前はレッドオクトーバー)富山県内を乗りまくり。なぜもらったかというと、愛車の佐川急便1号が盗まれたのですよ。盗まれた、盗まれた、と騒いでいたら「ぼろいのでいいんならあげる」というわけなのです。確かにぼろい。早速
884でライトと盗難防止用のチェーンを買い求め、NITAそば部世田谷支部長からサドルをもらうなどして、あつかんなりにキレイにしてあげたのです。そうすれば愛着もわいてくる。そんなに遠くまで行くわけではないのですが、滑川・新湊・砺波・笹津など、結構頑張っているのです。そんなこんなで、今回は新世界Bar Yoshikiが「デボネアを取りに町田に行く」というのであつかんも付いていったわけです。昭和47年登録のデボネア。レッドオクトーバー号もぼろいですが、このデボネアはもっとスゴイ。床に穴が開いている…。サイドブレーキがきかない…。運転席ドアが開かない…。あつかんから見ればただのクズ鉄なのですが、Yoshiki的には非常にうれしそう。そんなわけでボロデボネアを車載車に乗っけて富山へ帰る途中に寄ったのが水舎です。長野県は山形村、唐沢集落です。第16回のリベンジがついに実現。この地区はもともと水車でそば粉などを各戸が挽いていたそうで、そばは普通に食べていたそうなんですが、評判がいいんでそば屋を始めちゃったそうです。「そば粉と水なら掃いて捨てるほどある」土地柄、期待はできるのですが今回は綿密な調査を行って当該店に行ったわけではなく、「腹も減ったし、せっかくだから蕎麦でも食べていこうか」「じゃあ唐沢で」ということなわけです。したがって前回同様、ずっこける可能性もアリ。こういった場合、店構えで判断せざるをえない。「あれでもない、これでもない」と迷った挙句、たどり着いたのは唐沢集落の最奥地。店の前には池があり、釣りも出来ます(有料の釣堀)。しかも宴会場まで。宴会場としての店の名前は「弁天荘」です。看板は「弁天荘」なのですが、のれんは「水舎」なのでチト分かりづらい。お店に入りますと、おそらく宴会場であろう場所がそばを食すところ。BGMがかかっているのですが、これがムードミュージックなのです。かなり調子がはずれる。出されたお茶はそば茶なんですが、うつわがこれまたごく普通のプラ製湯呑み。次第に不安がつのります。お茶請けに野沢菜ですね。これはうれしい。注文はYoshikiが十割大盛、あつかんが粗挽き。しばし待って出てまいりました。見た目はなかなかいい。食べてみると…うまい!当たりだ!汁は長野っぽく少し薄めなんですけど、うまい!そばもちゃんと香りがする。新そばにはちょっと早いと思われますので、一番痛んだ頃合のはずなんですが、これだけ香りがするということはうまく保存して当日に挽いたのでしょう。やっぱり唐沢はすごいなあ。というわけで、建物は普通の家を改造しました、店なんでとりあえずBGMかけてみました、湯飲みは割れないんでこれにしました、みたいなお店なのですが、そばは一級品!なんか、この、普通の田舎感覚がグッと来るいいお店。時間に余裕があればお店の前の池で岩魚釣りなんかもぼーっとやってみたい場所です。ご宴会にはカラオケもあります(んなことどーでもいいか。)総合点は90点!
ほぼ無休 1100-1900


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