2015/8/7 | 投稿者: junko
以前『フランスへ行ってきました@AB』と、このブログで綴りました。
http://love.ap.teacup.com/atelier_vanilla/150.html
http://love.ap.teacup.com/atelier_vanilla/151.html
http://love.ap.teacup.com/atelier_vanilla/153.html
今頃、自分で読み返してみると、なにか物足りないのです。
そう、ハプニングの一切を綴っていない!(笑)
後から思い出してみると、旅先でのハプニングは面白いもので、
パリで経験した忘れられないハプニングを綴ってみようと思いました。
やはり、真っ先に思い出すハプニングといえば『車』
パリでの滞在を終え、リヨンへ移動するその日、
滞在していたモンマルトルのアパルトマンから、TGVの発車するGare-de-Lyon駅まで行く『車』
事前に日本からタクシーを予約しようと思ったけれど、40ユーロも掛かるとの事で、
ではアパルトマンの管理人に、チェックアウトで鍵を渡す際にタクシーを呼んでもらおう、と思っていた。
ところが当日、鍵を返す際に管理人であるオニーサンが
『オレが20ユーロで乗っけてくよ!』と言い出した。
エレベーターも付いていない3階の部屋から重いスーツケースを運び出すだけでも一苦労なので
オニーサンの申し出は大変ありがたい!
そんな訳で、駅まではオニーサンに乗せていってもらう事となった。
『仕事を終わらせるから、少しだけ待って』
と言われ、私たちは待った。。。
待った。。。
待った。。。
TGVの発車時間は大丈夫だろうか。。。少し不安になってきた。
オニーサンがしていた仕事とは、私たちが使ったバスタオルやシーツの洗濯であったが
待てども待てども『仕事』は一向に終わる気配がなく、
しょーがないので、私はオニーサンの仕事を手伝い、洗い終わったものからどんどん干していった。
そして、最後の洗濯か?と思ったその時、
な、な、なんと、洗濯機が故障

オニーサンは、キレぎみで立て続けに誰かに電話し続け、
私たちには『大丈夫、問題ない』と。
いや、、問題あるじゃん・・(^^ゞ大丈夫??
もうすぐ次の宿泊客が来ちゃうんじゃないのか?そして、私たちのTGV発車時刻も心配
しばらくして、オニーサンの代わりの人材がやってきた。
(洗濯機を直す人なんだろうか??)
さあ、いよいよ出発!と思った矢先、、
オニーサン、申し訳なさそうに切り出す。。。
『実は友達の車なんだ・・』
と言って、私たちの目の前に現れた車は、これまでに見た事も無いくらいに小さく
(日本の軽自動車よりも小さい)
古くオンボロで、汚い車だった。
『自分の車は数日前に車上荒らしに遭ったんだ』
と言い、
オレの車はもっとカッコイイんだぜ!
と言わんばかりに、スマホに入っているフロントガラスの割れた車の写真を見せられた。
はい、はい、そうですね。
このオンボロは、友達の車ね(^^ゞ
…どっちでも良いから、急いでくれーーー!!!
というか、こういう車なら最初からそう言ってくれー!
後部座席にスーツケース3個と私を乗せ、助手席に友人を乗せたオンボロ車は
ようやくGare-de-Lyon駅へ向けて出発。
助手席の(手動式)前後に動くスライドレールが壊れていて
坂道を上る度に後部座席いっぱいに助手席の椅子が下がって来るので、私はそれをしっかりと足で押さえる。
おおよそ車に乗っている時には使う筈もない筋肉を目一杯使った。
汚くて曇っている車の窓越しに、最後のパリの街並みを楽しむ……
……なーんで悠長な事をしていられる余裕はサッパリない。
怖い!!とにかくオニーサンの運転が怖すぎるんである。
車線は無視、信号無視、無理矢理に割り込み、割り込まれ……
渋滞しているパリの道を信じられないスピードで走っていく。
また、オンボロ車はニュートラから一足へのギアが入りづらいらしく
停止する度に『ブォーン、ブォーン』と空ぶかし状態。周囲からは直ちにクラクションが鳴り響く。
助手席に乗った友人は、怖すぎて目を閉じたままだ。
車から流れる音楽に合わせ、熱唱するオニーサンの歌声を聞きながら
恐怖で外もまともに見られない!
そうこうしているうちに、今度はオニーサン
ナビのルートから外れて、同じ所を行ったり来たり…。
『何?どーしたの??』
『・・ガス欠になりそうなんだ。』
なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃxーーーーー((((((((((゚Д゚)
もう間に合わない!私たちは絶対にTGVに乗り遅れる!!!
『大丈夫!オレは発車5分前に着いて乗れた事がある!』
いやいや、そりゃあんた、フランス人だしパリに住んでるからだろーよ
私たちはフランス人でもなければ、パリに住んでる訳でもないんだよ
しばしウロウロした挙げ句、ようやくあったガスステーション(と呼んでいいのだろうか?)で
『街中の店は高いからね・・』と言って、ほんの僅かな量のガソリンをセルフで入れる。
ガス欠にならなくて本当に良かった〜〜(T▽T)
運転が怖い、車が狭い、足が痛い(助手席のシートを足で支えていた為)
暑い(エアコンなどない)、時間に遅れそう…
という5重苦で
『着いたよー』と言われ、車を降りた時には、もう汗ビッショリ
私たちのスーツケースを降ろしてくれたオニーサンは、颯爽とオンボロ車で走り去って行った。
ガソリン給油口のフタを開けたまま…(^^ゞ
降ろされたはいいが、そこが駅のどの部分なのか全く分らない私たち。
しばしウロウロ…。
そこから広ーいGare-de-Lyon駅を走りまくり、何とかホームへたどり着き列車に乗り込む。
(降ろされた所から発車ホームまでがメチャクチャ遠かった)
列車が動き出したのは、私たちが車両に乗り込んですぐの事であった。。
ギリギリセーフ!
これはファーストクラスを予約していたから間に合ったのだと思う。
もしスタンダードクラスで、ホームの端の車両だったら間に合わなかったのではないだろうか?
(日本の新幹線の様に、車両間をどこでも移動できるとは限らないので、自分の乗る車両から乗り込まなくてはならない)
ちなみに・・何故ファーストクラスにしたのか?
その日のその列車のスタンダードクラスよりも、チケットが安く売っていたのである。
TGVの料金システムって不思議…。
そして動き出した列車で、チケットに記載された指定の座席に行くと、、
なんと私の席にオバチャンがくつろいだ様子で座っていた。
一瞬、車両を間違えたのか?と思い確認したが間違ってはいない。
『ここは私の席です』と言うと、
『あら、そう?』と言って、オバチャンは悪びれる様子もなく車両を出て行ったのであった。。
で、以前UPしたこの写真へと続く訳です↓

ちなみにそのオバチャンは、その後リヨンまでの2時間
車両の端のデッキの様な所にずっと座っていました…(^^;;;
みんないい加減すぎーーーーーーーっ
だけど、今思えば愉快な思い出です。
アトリエバニラウェブショップ
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今頃、自分で読み返してみると、なにか物足りないのです。
そう、ハプニングの一切を綴っていない!(笑)
後から思い出してみると、旅先でのハプニングは面白いもので、
パリで経験した忘れられないハプニングを綴ってみようと思いました。
やはり、真っ先に思い出すハプニングといえば『車』
パリでの滞在を終え、リヨンへ移動するその日、
滞在していたモンマルトルのアパルトマンから、TGVの発車するGare-de-Lyon駅まで行く『車』
事前に日本からタクシーを予約しようと思ったけれど、40ユーロも掛かるとの事で、
ではアパルトマンの管理人に、チェックアウトで鍵を渡す際にタクシーを呼んでもらおう、と思っていた。
ところが当日、鍵を返す際に管理人であるオニーサンが
『オレが20ユーロで乗っけてくよ!』と言い出した。
エレベーターも付いていない3階の部屋から重いスーツケースを運び出すだけでも一苦労なので
オニーサンの申し出は大変ありがたい!
そんな訳で、駅まではオニーサンに乗せていってもらう事となった。
『仕事を終わらせるから、少しだけ待って』
と言われ、私たちは待った。。。
待った。。。
待った。。。
TGVの発車時間は大丈夫だろうか。。。少し不安になってきた。
オニーサンがしていた仕事とは、私たちが使ったバスタオルやシーツの洗濯であったが
待てども待てども『仕事』は一向に終わる気配がなく、
しょーがないので、私はオニーサンの仕事を手伝い、洗い終わったものからどんどん干していった。
そして、最後の洗濯か?と思ったその時、
な、な、なんと、洗濯機が故障



オニーサンは、キレぎみで立て続けに誰かに電話し続け、
私たちには『大丈夫、問題ない』と。
いや、、問題あるじゃん・・(^^ゞ大丈夫??
もうすぐ次の宿泊客が来ちゃうんじゃないのか?そして、私たちのTGV発車時刻も心配

しばらくして、オニーサンの代わりの人材がやってきた。
(洗濯機を直す人なんだろうか??)
さあ、いよいよ出発!と思った矢先、、
オニーサン、申し訳なさそうに切り出す。。。
『実は友達の車なんだ・・』
と言って、私たちの目の前に現れた車は、これまでに見た事も無いくらいに小さく
(日本の軽自動車よりも小さい)
古くオンボロで、汚い車だった。
『自分の車は数日前に車上荒らしに遭ったんだ』
と言い、
オレの車はもっとカッコイイんだぜ!
と言わんばかりに、スマホに入っているフロントガラスの割れた車の写真を見せられた。
はい、はい、そうですね。
このオンボロは、友達の車ね(^^ゞ
…どっちでも良いから、急いでくれーーー!!!
というか、こういう車なら最初からそう言ってくれー!
後部座席にスーツケース3個と私を乗せ、助手席に友人を乗せたオンボロ車は
ようやくGare-de-Lyon駅へ向けて出発。
助手席の(手動式)前後に動くスライドレールが壊れていて
坂道を上る度に後部座席いっぱいに助手席の椅子が下がって来るので、私はそれをしっかりと足で押さえる。
おおよそ車に乗っている時には使う筈もない筋肉を目一杯使った。
汚くて曇っている車の窓越しに、最後のパリの街並みを楽しむ……
……なーんで悠長な事をしていられる余裕はサッパリない。
怖い!!とにかくオニーサンの運転が怖すぎるんである。
車線は無視、信号無視、無理矢理に割り込み、割り込まれ……
渋滞しているパリの道を信じられないスピードで走っていく。
また、オンボロ車はニュートラから一足へのギアが入りづらいらしく
停止する度に『ブォーン、ブォーン』と空ぶかし状態。周囲からは直ちにクラクションが鳴り響く。
助手席に乗った友人は、怖すぎて目を閉じたままだ。
車から流れる音楽に合わせ、熱唱するオニーサンの歌声を聞きながら
恐怖で外もまともに見られない!
そうこうしているうちに、今度はオニーサン
ナビのルートから外れて、同じ所を行ったり来たり…。
『何?どーしたの??』
『・・ガス欠になりそうなんだ。』
なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃxーーーーー((((((((((゚Д゚)
もう間に合わない!私たちは絶対にTGVに乗り遅れる!!!
『大丈夫!オレは発車5分前に着いて乗れた事がある!』
いやいや、そりゃあんた、フランス人だしパリに住んでるからだろーよ

私たちはフランス人でもなければ、パリに住んでる訳でもないんだよ

しばしウロウロした挙げ句、ようやくあったガスステーション(と呼んでいいのだろうか?)で
『街中の店は高いからね・・』と言って、ほんの僅かな量のガソリンをセルフで入れる。
ガス欠にならなくて本当に良かった〜〜(T▽T)
運転が怖い、車が狭い、足が痛い(助手席のシートを足で支えていた為)
暑い(エアコンなどない)、時間に遅れそう…
という5重苦で
『着いたよー』と言われ、車を降りた時には、もう汗ビッショリ

私たちのスーツケースを降ろしてくれたオニーサンは、颯爽とオンボロ車で走り去って行った。
ガソリン給油口のフタを開けたまま…(^^ゞ
降ろされたはいいが、そこが駅のどの部分なのか全く分らない私たち。
しばしウロウロ…。
そこから広ーいGare-de-Lyon駅を走りまくり、何とかホームへたどり着き列車に乗り込む。
(降ろされた所から発車ホームまでがメチャクチャ遠かった)
列車が動き出したのは、私たちが車両に乗り込んですぐの事であった。。
ギリギリセーフ!
これはファーストクラスを予約していたから間に合ったのだと思う。
もしスタンダードクラスで、ホームの端の車両だったら間に合わなかったのではないだろうか?
(日本の新幹線の様に、車両間をどこでも移動できるとは限らないので、自分の乗る車両から乗り込まなくてはならない)
ちなみに・・何故ファーストクラスにしたのか?
その日のその列車のスタンダードクラスよりも、チケットが安く売っていたのである。
TGVの料金システムって不思議…。
そして動き出した列車で、チケットに記載された指定の座席に行くと、、
なんと私の席にオバチャンがくつろいだ様子で座っていた。
一瞬、車両を間違えたのか?と思い確認したが間違ってはいない。
『ここは私の席です』と言うと、
『あら、そう?』と言って、オバチャンは悪びれる様子もなく車両を出て行ったのであった。。
で、以前UPしたこの写真へと続く訳です↓

ちなみにそのオバチャンは、その後リヨンまでの2時間
車両の端のデッキの様な所にずっと座っていました…(^^;;;
みんないい加減すぎーーーーーーーっ

だけど、今思えば愉快な思い出です。
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2015/8/4 | 投稿者: junko
(株)KADOKAWA様より出版されている女児向け雑誌『きゃらぷち2015なつ』号(7/21発売)

ジオラマ製作として、ワタクシの過去作品を使って頂きました。

沢山いるキャラクターは『ほっぺちゃん』というらしいです。
通常はシリコーン製ですが
(なんと、パートのおばちゃんが1個1個手作りしている!)
今回のほっぺちゃんは羊毛フェルトで出来ていて、後ろに写っている毛糸玉などとも
抜群にマッチしていて、私も嬉しくなりました。
小さなお嬢さんのいらっしゃるご家庭でしたら、楽しんで頂ける内容の雑誌です。
今回の付録は、お化粧ごっこコンパクト。
5歳になる私の息子は、毎日これでお化粧ごっこして遊んでいます(笑・・
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ジオラマ製作として、ワタクシの過去作品を使って頂きました。

沢山いるキャラクターは『ほっぺちゃん』というらしいです。
通常はシリコーン製ですが
(なんと、パートのおばちゃんが1個1個手作りしている!)
今回のほっぺちゃんは羊毛フェルトで出来ていて、後ろに写っている毛糸玉などとも
抜群にマッチしていて、私も嬉しくなりました。
小さなお嬢さんのいらっしゃるご家庭でしたら、楽しんで頂ける内容の雑誌です。
今回の付録は、お化粧ごっこコンパクト。
5歳になる私の息子は、毎日これでお化粧ごっこして遊んでいます(笑・・
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