今回のベビーのカラー[アトム君/クリームドミノ×スパちゃん/クリーム]については、出産前からアフガンハウンドのカラーの研究に余念が無いブリリアントマジェスティの絹ちゃんと話していました。比較的、色の方程式のあるラブラドールやプードル、コッカーに対して、多様に色がスタンダードで許されるアフガンハウンドの色の予想は常に難しいものです。
曽祖父母までしっかり確認できているアトム君とは違って、スパちゃんはアメリカからの輸入犬の為、私はスパちゃんの両親犬をはじめその上の血統の犬達をリアルに知りません。
またアトム君は今回が2度目のスタッドドッグの為、子犬の色のデータも少ない中での出産なので、実際のところ生まれてくるまで想像がつきにくいところでした。
そして、今回の10頭のアフガンハウンド達は、なんとブラックマスクを有する子が5頭/クリームが2頭/シルバー2頭/ブルードミノ1頭とミラクルな展開でした。

あら、8頭しか映ってないですねーでも10頭なんですぅ。
絹ちゃんと色の検証もしてみました、スパちゃんのラインの14頭の犬の内、ブラックマスクを有する犬が8頭、クリームが3頭、ブリンドルが3頭です。今回は、このブラックマスクの遺伝子とアトム君の中のどれかの血統が反応してブラックマスクが出たのでしょうか・・・!?
アトム君のラインの中に、1992年本部展BISのポエテイ[アメリカ.CH/クリーム]が曾祖母の位置に居ます。そのポエティと同じ時期に同胎のアメリカ.CHフォーカスが日本に輸入されました、このフォーカスは、美しいゴールドのブラックマスクだったんです。フォーカスは静岡の北林さんのご愛犬でした。懐かしいあの時代が蘇る想いです。在りし日のフォーカス、私が写した彼の写真です。
いずれにしても、アフガンハウンドの色は奥が深いです。