ZRX1100からZRX1200Rになった時に、フレームの補強として
ステムと燃料タンクの間には薄い板の補強パッチが溶接されて
雑誌などにも書いてあったので、知ってはいたんですが・・・
エンジンを下したZRX1200Rのフレームを見る機会がありまして
その時にアレッ?と思った事がありました。
その疑問と言うのは・・・
これです。
ラジエターをマウントする真上には、フレームにポッカリと大きな穴が
開いているんですよね。
見方によっては、メインフレームにプレート形状のガセットを当てて
補強したようにも見えますけど・・・
エンジン側から見るとこんな感じです。
この部分のフレームに、これだけ溶接個所が集まっていているので
フレーム強度はかなりあるようにも思えます。
そうなると、これだけ大きい穴が開いているからといって?
小さい補強パッチを溶接した程度では、フレーム剛性を上げるほどの
強度は無いとは思うのですが・・・
あるいは剛性バランスの調整ですかね?
また、これだけ溶接個所がステム周辺に集中していると
大きな衝撃を前から受けた場合などは、溶接箇所が引っ張られたりして
フレーム修正しても、元の寸法精度を出すのは難しそうなので
フレーム交換の方が手っ取り早そうですね。
横から見るとこんな感じ。
安易にフレーム補強を云々と言うよりも、まずは現状確認ですね。
一般ユーザーとって、フレーム補強は奥が深いですね。

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