今年になって使い始めたMIDLAND OILも コストパフォーマンスが優れた
エンジンオイルでしたが、次なるオイルを試してみる事にしました。
気になったら、使ってみたい性分ですので(汗)
で、その次なるオイルは
A.S.H.(アッシュ)です。
http://www.jcd-products.com/index.html
A.S.H.の噂は、約3年くらい前から関西圏あたりで聞いていましたが
中々関東にまで進出してきませんでした(大人の事情ですかね〜?)
割とありがちな、正体不明の胡散臭いオイルメーカーかな?
と思っていたのですが 、色々と調べてみるとA.S.H.の代表者は
クルマのチューニングパーツメーカー「ト○スト」から独立した人で
(どうりでR34GT-R専用のカムがHPにある訳ですね・・・)
高度なチューニングに耐えうる高性能オイルを作るため
ノンポリマーのエンジンオイルにこだわり
エンジンオイルに加える添加剤も、全て自社開発の物だそうです。
最初使おうと思ったオイルは、一番ベーシックなグレードのミドリ缶
A.S.H. PSEと言うグレードで、鉱物油にエステルを加えた
部分エステル化学合成オイルです(ベースオイルは出光だったかな?)
A.S.H. PSEは、エンジンオイルにエステルを30%程度使っていて
他のメーカーだと、通常このグレードのエンジンオイルには
エステルは10%程度しか使われていないそうです。
(※全て聞いた話なので・・・信憑性は微妙です)
A.S.H. PSE 10W-40(1Lあたり・・・2200円前後?)
密度(g/cm2)・・・0.884
引火点(℃)・・・225
動粘度(mm2/s)・・・40℃/85.2
・・・100℃/13.2
流動点(℃)・・・-45
市街地や週末の峠道の走行がメインなら、恐らくA.S.H. PSEでも
問題無いはずで、ポリマーを使って無いので5000km以上走行しても
オイル性能の低下も少なく、オイルが汚れ難いそうです。
多少オイルが高くても、長く使えるなら経済的なのですが・・・
今回は、100% VHVI(高粘度指数ベースオイル)を使用している
上級グレードのキイロ缶、A.S.H. VSEを使う事にしました。
A.S.H. VSE 10W-50(1Lあたり・・・2600円前後?)
密度(g/cm2)・・・0.853
引火点(℃)・・・234
動粘度(mm2/s)・・・40℃/117.8
・・・100℃ /19.9
流動点(℃)・・・-42.5
オイルの色は薄い飴色で、普通のエンジンオイルと変わりませんでした。
オイルの匂いはエステル系特有の匂いがしてましたね。
触った感じは・・・ヌルヌル?(笑)
最上級グレードのアカ缶、A.S.H. FSE(1Lあたり・・・4500円前後)
も興味があったのですが、これは100%エステル化学合成オイルなので
冬場はエンジンの温度が上がりにくいため、エンジン内部に湿気が
溜まりやすくて(エステルは水に弱いと言われています)
もしかしたら、オイルの乳化現象が起こるかな〜?って事と、
オイルシールへの攻撃性がどの程度あるのか?
(浸透性が良過ぎて・・・オイル漏れは良くあるケースです)
データが無く、読めなかったので今回は見送る事にしました。
(何も問題は出ないと思いますが・・・念のためです)
エンジンオイルが汚れ難いって言うのが胡散臭いですが・・・
噂通りなら、5000〜8000km位はエンジンオイル交換不要なので
(減ってきたらオイルの補充は必要ですが)
くさ号を実験台にロングランのテストをしてみたいと思います。
気が付いた事があれば、引き続きレポートします。
お楽しみに


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