ZRX1100のクラッチプッシュロッドをチタンコートしました。
(純正品番:13116-1140)
と言っても、既に友人がクラッチプッシュロッドのチタンコートをした物を
余分に持っていたので譲ってもらっただけですが・・・
加工コストさえ納得出来ればチタンコートもアリですかね?
純正のクラッチプッシュロッドは鉄で、ロッドの表面は綺麗に研磨されていて
両端部には強度を上げるために熱処理が施されています。
ちょっと端部が汚れて見えるのは熱処理の跡です。
純正品がコストや強度や耐久性の面も含めて鉄で作られているので
むやみに違う素材を使うのは意味が無いでしょう。
クラッチが油圧式の場合は、クラッチレバーを握るとエンジン側に付いている
レリーズピストンが動くようになっています。
このレリーズピストンの動きをクラッチに伝えてるのが
クラッチプッシュロッドの役目になります。
クラッチプッシュロッドはレリーズピストンを外すと見えます。
チタンコートした物と純正品を並べてみました。
寸法的には変化はありません。
純正品とクラッチプッシュロッドを入れ替えて
端部にNUTECのMPグリスを付けて元のように組み付けます。
クラッチプッシュロッドをチタンコートする事で期待出来るのは
クラッチ断続のたびにプッシュロッドが毎回動くので
長年乗る場合は何千万回も動く訳ですね。
そのたびにオイルシールに接する箇所は擦れるので摩擦低減。
摩擦が低減するのでクラッチが軽くなる・・・はず。
あとは・・・高級感が向上?(笑)
社外品のスプロケカバーが付いていれば、僅かな隙間からチラリと
チタンコートされたロッドのゴールドな色が見えるかも知れないですが
純正スプロケカバー改なので、外側からはまったく見えません。
これは装着していても、して無くても、判らないですね(汗)
まあ、いいでしょう。

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