キャブレタークリーナーって、本来はキャブレターをOHした時に使うのが
主な使い道だと思います。
キャブレタークリーナーの洗浄力をもっと手軽に有効に使いたいって事で
サイレンサー出口のカーボン汚れを落とすのに使ったり
http://love.ap.teacup.com/933style/71.html
キャブレターのプチOHと称して、燃料タンクに注入させたり
http://love.ap.teacup.com/933style/72.html
色々と応用して使ってきましたが、他にもマフラーを取り外した際の
エンジンの排気ポートに堆積したカーボン汚れを除去するのにも
キャブレタークリーナーは有効に使えます。
エンジンの排気ポートにカーボンが堆積してると言っても
一般道〜峠道〜高速でのバイクの使用がメインだと
20000kmも走行すれば、この程度の汚れは普通です。
このカーボン汚れを落とすのに、キャブレタークリーナーを使う訳ですが
エンジンがやや前傾しているので、泡状のキャブレタークリーナーを
使っても、時間の経過と共に液状になって流れ出てきてしまうので
ティッシュペーパーを丸めて排気ポートに押し込んで蓋をしておきます。
こうする事で、キャブレタークリーナーがじっくりと時間を掛けて
排気ポートの汚れを落としていきます。
ある程度時間を置いたら、ティッシュを取り除いて排気ポートの
汚れの落ち具合を確認します。
なかなか落ちない場所には、排気ポート内部を傷つけたくないので
金属製の物は使わずに、割り箸でカーボン汚れをコリコリと突っついて
カーボン汚れを落とす(と言うよりは剥がす)ようにしていきます。
作業終了は気が済むまでが一応の目安になるでしょうかね?(笑)
キャブレタークリーナーで、エンジンの排気ポート内に堆積していた
カーボンが取れますが、全てのカーボンを排気ポートから取り除くのは
事実上不可能に近いです。
排気ポートに残ったカーボンは、多少柔らかくなっているとは言え
奥に入ったカーボンが、排気バルブに噛み込んでしまう恐れもありますので
あくまでも自己責任において作業は行って下さいませ。

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