ZRX1100のクランクケースを開けた時に、疑問に思った事がありました。
(あっ!このエンジンは自分の物ではありません・・・)
それは、ZRX1100のクランクを取り出すと見えるメタルなんですが
丸く囲んだ所のメタルのオイル穴に注目して下さい。
半分ズレてませんか?
これはクランクケースの下側ですがオイル穴が半分ズレてます。
クランクケースの上側も半分オイル穴がズレています。
ちょっと見え難いんでアップで
メタルを外してみると、元々オイル穴がセンターに開いて無いのを
調整してるのに、あともう少し?加工しきれて無い感じですね。
せっかくなんで、参考に同じエンジンの他のメタルも。
メタルを外すと、ここはオイルが廻るようになってます。
いちばん右側のメタルはオイル穴がセンターに来ています。
(一番左側のメタルは、右側と同じだったので画像は省略)
ここのメタルも問題無さそうです。
(一番左側のメタルも大丈夫でした)
センターの#2と#3の間のメタルだけが、オイル穴がズレていて
ZRX1100がサーキットなどを長時間全開走行をした場合や
ピストンをボアアップして、出力が大幅に増大した場合などは
エンジンのクランクを潤滑するオイルが、一時的に不足して
オイルの油膜切れでメタルが溶けて、クランクの焼き付きなどが
起きそうな気がしたんですが・・・
これって大丈夫???
ショップのフルチューンとか言われているチューニングマシンとかは
どのような対策されているんでしょうかね?
興味が付きませんが・・・
もしも自分のZRX1100エンジンならば、手を加えてみたいと思います。
壊れないエンジンにするために。
ZRX1100の進化系であるZRX1200Rのエンジンは
どうなってるんでしょうか?
気になるところですね(笑)

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