吸気系の改造その1をふまえた上で、
ZRX1100の吸気系の改造を見てもらうと
まず、吸気ダクトの加工をしています。
ラメ塗装はシャレですけど(笑)
ちょうどZRX1100を乗り始めた1998年頃から、ダイノマシンで
バイクの出力が気軽に測れるようになってきました。
そこで、吸気ダクト加工前の出力と、ダクト加工後の出力を計測して
データ収集をする事に・・・
次に加工したのがサイドカバーの加工。
これはたまたまサイドカバーを装着した時と、装着して無い時に
エンジンを掛けた時のレスポンスが違っていたのに気が付き
サイドカバーを付けた状態でも、レスポンスが良くなるように
サイドカバーの後部を加工してました。
吸気ダクト加工+サイドカバー加工+ダイノジェットST-1で
最初の計測よりも、後軸出力で8馬力も上昇したので
効果アリ!でしたね
そして、エアクリーナーのフタの加工になるわけですが
これまでの経験上、スロットルレスポンスが良くなるのは
判っていたので、その特性をより生かせるように加工しました。
ここまでやると、残された箇所も加工したくなるのが人情で?
わざわざ、エアクリーナーボックスの加工をする事に至る訳です(笑)
しかし、吸気系を小加工する事で性能が上がる訳ですから
メーカーの設計者は、その事も織り込み済みで
バイクを製作していたのでは?と思うと
改めて、日本のメーカーの懐の深さを感じますね。

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