キャブレターのセッティングも終わり、調子が良くなったのも束の間
100kmも走行しない内に、また2000rpm以下のスロットル開度1/8付近の
排気音がバラ付き出しました。
マジで?
直って無いようです・・・
ZRX11000のエンジンのどの気筒が調子が悪いのか?特定するために
エンジンを掛けたまま、レーザー温度計をエキパイに照射して
温度が均一になっているのか?確認してみます。
エキパイの赤い点がレーザーの当たっている個所です。
まず1番、92℃。
続いて2番、96℃
続いて3番、68℃
続いて4番、98℃
4気筒全部のエキパイの温度を計測してみたところ、他は90℃近辺ですが
3番だけ68℃と極端に低い数値になりました。
綺麗に燃焼してれば、各気筒間のエキパイの温度差は出ませんから
3番がどうやら怪しいって事になりますね!?
前回、キャブレターをバラした時に、フロートの底に溜まっていた中に
細かい砂状の物もあって、これが燃料タンクの錆と言う可能性もあります。
燃料タンクの注入口付近には、特に目立つような錆などはありませんが
燃料タンクの角や、裏側などの隠れた個所が錆ている可能性もあり
そこから細かい錆が剥がれて、燃料コックのストレーナーの網を通り抜けて
キャブレターまで流れて来ていても、1998年式のZRX1100を考えれば
燃料タンクが錆びていても不思議な事ではありません。
細かい錆が、キャブレターのスロー系統に影響している可能性があるので
もう一度キャブレターをOHする事と、燃料コックとキャブレターの間に
ガソリンのフィルターを取り付けようかと思います。

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