前回、
キャブレターの同調を取ってから、キャブレターのジェットニードルの
Eクリップ位置を1段下げて、濃い状態にしてみました。
※この位置から1段Eクリップを下げました。
それに合わせて、ZRX1100のK&Nのエアクリーナーフィルターも
見た目は汚れてませんでしたが、念のため?洗浄してみました。
洗浄前。
(前にフィルターを洗浄してから約2000km位使っています)
洗浄&注油後。
多少キレイになったでしょうか?
フィルターを洗浄後、市街地から高速まで約100km前後走ってみましたが
セッティングが濃くなった影響か?全体的にマイルドになった感じで
高回転も問題無くスムーズに伸びていきます。
スロットルを戻した際のエンジンブレーキの効き具合も
このセッティングの方が若干穏やかになりました。
このままでも特に不満は無いレベルでしょうかね?
約100km走行後のマフラー出口は極薄ーく汚れているくらいです。
せっかくなので、キャブレターのジェットニードルのEクリップ位置を
一段下げた状態で、排気ガスのデータを取ってみました。
自動車排ガス測定器(HORIBA MEXA-554J)
http://www.jp.horiba.com//engine/mexa-324j-554j/index.htm
今回は、エンジン回転を3段階に分けて排気ガスの計測しています。
事前にZRX1100の十分エンジンを暖気運転した後に、
アイドリング状態でエンジン回転数、約1100rpmにて計測です。
CO(一酸化炭素):0.98 %vol
HC(炭化水素):1062 ppmvol
CO2(二酸化炭素):10.78 %vol
AFR(空燃比):17.5
LAMBDAラムダ(空気過剰率):1.20
続いて、エンジン回転数、約2500rpmにて計測です。
CO(一酸化炭素):1.76 %vol
HC(炭化水素):1132 ppmvol
CO2(二酸化炭素):12.30 %vol
AFR(空燃比):14.8
LAMBDAラムダ(空気過剰率):1.01
続いて、エンジン回転数、約5000rpmにて計測です。
CO(一酸化炭素):6.01 %vol
HC(炭化水素):228 ppmvol
CO2(二酸化炭素):11.06 %vol
AFR(空燃比):12.4
LAMBDAラムダ(空気過剰率):0.85
DYNOJET KITのジェットニードルのテーパー角の特性が
排気ガスのデータにも出ていますかね?
何と言っても、
走行距離が100000kmを超えているZRX1100ですから
他のバイクとは比べようが無いデータなのかも知れないのですが
結構貴重なデータが取れたのではないでしょうか?
※スパークプラグの画像は後日追加予定。

0