我々には、夜の室蘭の偵察、街の賑わいや、やきとり屋周辺の空気を味わおうというまじめな?目的があるのです。
当初の予定と違うのは、もうおなかいっぱいでやきとりを食べたい気持ちが一切消え去ってしまっていること。
とにかく、すこしでもお腹を空かせるためにもてくてくと街を歩き廻ってみる。
さて、室蘭市の繁華街といえば東室蘭駅の周辺部と考えてよいらしいが、下調べによればこの室蘭駅周辺にも焼き鳥屋さんがけっこうあるらしい。ある程度の賑わいは期待していたのだが・・・まだうっすら明るい時間なのにアーケードは朽ち果て真っ暗。立ち並んでいる商店はほとんど店じまいしているらしく、ビルにも光がない。人もほとんど歩いていないこの風景は・・・ゴーストタウンという言葉が頭をかすめる。
どうせやきとリンピックをやるならこの近辺を会場にして、空き店舗を活用してやれば奇跡的なイベントになるのになぁ・・・と無茶な想像をしてしまった。
しかし横丁を探索するとやきとり屋がたくさん見つかる。さすがやきとりの街、やきとり屋と場末のスナックで成り立っている印象です。
まんま昭和の横丁、映画にでも出てきそうな雑然とした古さと美しさ。観光に訪れるなら是非こういうところもチェックすべきですよ。
暗くなった頃、電車にて東室蘭へ移動。駅前にも数件やきとり屋があるが、一番の繁華街らしい中島町へ向う。地図で見るより歩くとずっと長い距離に感じた。なぜ駅からこんなに遠くに繁華街があるのだろう?
中島町は通りは広くきれいだが人があまりいない。スナックの他にはやきとり屋が目立っている点は室蘭駅の周辺と同様だ。横丁の路地もなかなか赴きがあってすばらしい。
※あとで調べると、どうやら新日鉄とともに隆盛を極めた町のようなので鉄鋼業界の不況のあおりを如実に物語っているのかもしれない。
ここまで歩き通しでさすがに多少腹がすいてきた。しかし、翌日もやきとリンピック会場に赴いてやきとりを食うつもりなので、いまのところやきとりを食う気にならない。
北海道らしい海鮮ものでも食して明日に備えようと政調会長と相談のうえ、やっとたどりついたのが「炉ばた 番屋」。威勢のよい大将。山盛りの刺身、うに・いくら丼、かじか汁・・・うまい!!!満腹満足で駅前のホテルへ戻った。
鉄の町のおみやげ「ボルタ」
つづくかどうか・・・

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