政府の教育改革の裏で、「ゆとり教育崩壊」みたいなコピーを見かけるが、学校が週休2日になった時点で、ゆとりなんてものは、すでになかったのではないか。
週5日制の導入は、教師も子供も親も、誰も喜べない悪策であった。決まったときは誰もが思ったが、当時の政府は、それが問題ともせず、みせかけのゆとりを推進した。そして、今度は学力が下がったとなったら、今のあわてぶりだ。そして、あれだけ、反対の中で断行した、週5日制も見直すという。
給食費を支払わない親も親だが、統一性もビジョンもなく無謀な改革をしてきた政府もどうか?高校における未履修科目問題も、明らかに文部科学省はその実体を放置してきた。教育の現状が乱立してきた私立高校などの競争主義とマッチしていなかったため、公立高校も、そうせざるを得なかった。つまり、問題の根本は学校にあったのではなく、目を瞑ってきた国にある。そのつけは、何も知らずに勉強してきた子供達へゆく。給食費滞納も同じ。つけは、子供達に向かう。
この国の大人は、本当に品性を失いかけている。なぜ、こんなにも規範意識を捨てたのか?団塊の世代の不安やお気楽老後などは、正直、後に続く世代としてはどうでもいい。僕らのいる今はどんな世の中なのだろう。

0