2008/5/8
とりあえずGWが終わり、社会復帰したものの、頭の中は沖縄一色で、帰宅してからは、録音した音源のチェックや写真の整理、そして出会った方々の連絡先の一覧の作成など、資料の整理に追われている。
最終日、どうしてもお会いしたかった方に出会うことができた。海と風の宿のオーナー・成田さんから「琉歌を作る名人が汀間にいる」という情報を聞き、初日から電話をし続けたのだが、全く連絡が取れず、今回は会えないまま帰宅するしかないと思い、それでも…と思って、宿を出る直前に、最後に電話をしたら、偶然にもつながって、お会いすることができた。写真や名前は公表しないでほしいということだったので、仮にYさんとしておこう。
琉歌とは、八八八六(俗にサンパチロクとも言う)の音からなる琉球の詩歌のことである。民謡なども、この八八八六の音をメロディーに乗せて歌われているものが多い。Yさんは、琉歌をこれまでたくさん作ってきて、その作品は音楽としてCD化されているものもあるという。
私はウチナーグチ(沖縄方言)は、だいたいの意味は分かるようになってきたが、自分で琉歌を作るまでには至らないので、Yさんに私が書いた詩のいくつかを琉歌に直していただくように依頼をした。何らかの機会に発表できるといいと思う。
この写真の方は、金城じゅんいちろうさん。琉球民謡協会やんばる支部の貴重な人材。5月4日の室内でのライブに駆けつけてくださった。民謡を始めて5〜6年と言われたが、やはり沖縄に住んでいるということは、かなりのアドバンテージがあり、基本に忠実に練習を重ねられて、三線を始めて十数年になった私より、かなり本格的に上達されている。
今回のライブ録音で、何か一つ足りないものがあると思っていたが、何回かプレイバックしているうちに、それが指笛であることに気がついた。ライブの時に盛り上がると、よく沖縄の方々は指笛を鳴らすのだが、今回はレコーディングということで、みんな気を遣って、拍手は大きな音で入っているのだが、何故か指笛が聞こえてこなかった。ライブ終了後の打ちあげで、あれこれ歌っている時には、ガンガン指笛の音が聞こえ、盛り上がって夜は更けていったのだが、これを何とか録音して入れたいということで、急遽、宿泊客だった亀川広さんにお願いして、指笛を録音することにした。亀川さんは南風原に在住、那覇市内でリハビリ関係の仕事をされている。沖縄の好青年で、今どき珍しく、きちんとしたウチナーグチを話すことができる貴重な存在である。今回は、ハードディスクレコーダーを持参したので、ライブ録音をプレイバックしながら、それに合わせて指笛を録音した。今回、唯一のライブ録音の修正であるが、録音されたものを聴いてみると、まるでライブの中で指笛がとけ込んで響いているので、不自然な感じがしない。しかし亀川さん本人の弁によると「シラフでテンションを高めて指笛を吹いたので、大変だった!」ということである。こうやって、様々な人たちの力を借りて、今回のライブレコーディングは、何とか終了した。
つづく。
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