2008/3/23
日常のあれこれから解放されると、ちょっと心にゆとりができる。
まだ膝のねんざが痛むが、そんなに歩き回ることもないので、ゆっくりと過ごしている。金城繁さんのCD・写真集出版に向けての打ち合わせと作業を進める。今年のGWには「海と風の宿」でライブと撮影を行うことになった。5月3日、4日である。この瞬間を目撃することができる人はラッキーだと思う。詳細は、後日、海と風の宿のHPで紹介されると思う。
旅の準備をあまりせずに急いで家を出発したので、朝から何も食べていなかったことを思い出し、昼過ぎに名護に着いたら、まずは我部祖河食堂へ行き、「元祖」ソーキそばを食べて、腹ごしらえ。
これまでに何度も訪れている「海と風の宿」ではあるが、ゲストハウスの中をあらためて見渡してみると、新しい発見がある。上の写真は沖縄の「黄金言葉(クガニクトゥバ)」と言われる中でも、とてもよく知られている一つ。
他人(チュ)ンカイクルサッテー寝ンダリシガ、他人(チュ)クルチェー寝ンダラン
他の人に痛めつけられたとしても、自分は我慢すれば眠ることはできるかもしれないが、もし自分が他の人を傷つけてしまったら、心苦しくて眠ることはできない
この言葉にインスパイアされて、笠木透さんは「私の島」という詞を書いた。私も、この言葉をテーマに十数年ほど前に詞を書いた。「沖縄のこころ」という詞である。
この歌を作ったのは1995年に起きた少女暴行事件がきっかけではあるが、十数年経った今でも、同じ事件が繰り返されている。今日は、県民抗議集会が行われる。しかし、被害者が告訴を取り下げたこともあって、県知事や保守系の議員の人々は参加を見送るらしい。そっとしてあげることに対する配慮はもっともだと思うが、このようなことが二度と起こらないようにするための努力は、政治家の皆さん方には何をおいても最優先で取り組んで欲しい。心からそう思う。
海と風の宿の成田さんも金城繁さんも集会に参加するということで、私も、一緒に行くことにした。初めて沖縄に来てから、すでに十数年になるが、こういった抗議集会を開かなくてもいい日が来るといいと思う。集会に集まった人数や規模をあれこれ論じて、「一部の人が怒っているだけだ」と言う人たちもいるらしいが、本当にそうだろうか。規模や人数の大小ではなく、現場に足を運んでたくさんの地元の人たちと話をすれば、顔は笑っていても、起こっている現実に対する深い悲しみや憤りを誰もが持っている。そのことに思いを馳せることが大切だと私は思う。
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