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2009/11/9
山口県への遠征が終わったのも束の間、今度は越後へ旅に出た。
合併しない小さな村 関川村での「笠木透 70歳のラブソング」コンサートのためである。毎度お世話になっている「ままや」の平田ゆかりさんからの依頼とあれば、万難を排して準備万端ととのえて、一路、新潟へと向かった。
実は、新潟・関川村を訪れるのは4回目なのだが、毎回「しまった!」と悔やむことがあって、次に来るときには、そのリベンジで、反省点を活かして、必ずそれを克服することを密かに心に秘めていた。
1回目は、ライブレコーディングが行われた2003年の11月。この時は、「♪ゴーヤチャンプルー」を歌ったのだが、まだ出来たてのホヤホヤの段階で、アレンジや演奏も、まだ十分に決まっていないまま、ライブレコーディングしてしまい、それが世に出回ってしまっていることが心残りでならなかった。それ以来、何度も、この曲を歌う機会を得て、ライブCDの音源よりは、多少、自分でも納得のいく演奏が出来るようになってきたような気がしている(気がしているだけかも知れないのだが)。
前回、訪問した時は、たしかステージ上にマイクが乱立して、音響の準備が万全でなく、音作りにかなり苦労した。そこで、今回は、念入りに音響機材をチェックして、なおかつ、かなりパワーのあるアンプや、それに耐えうるスピーカーを積み込んで、会場入りした。前回にはなかった、生ピアノの山本幹子さんの演奏もある。機材搬入から1時間でセッティングしてリハーサルを行うという、かなりハードなタイムテーブルだったが、これも難なくクリア。今回は、かなり良い音が出せたと自負している。
・・・しかし、肝心の演奏で、「♪冬のロゼット」の音程と歌詞を、思い切り間違えた・・・。次回には、かならずリベンジを。
歌詞を間違えるのは、良くあることだが、音程を間違えるというのは、実は、リハーサルで「この曲は、○○に似ていて、そのイメージが強すぎる。」という指摘を受けて、サビの部分を手直ししたのだ。歌い出す直前にも、幹子さんの元へ行き、ピアノで音程の確認をしてもらったにもかかわらず、間違えたのである。音符を一つ、二つ変えるだけで、随分印象の違う曲になる。リハーサルではイイ感じだったのだが、本番では、頭の中が真っ白になって、思い切り間違えてしまった・・。
金曜日の夕刻に恵那山トンネルを通過して
日没後の木曽駒ヶ岳を眺めて
梓川で眠気覚ましのコーヒーを飲み
姨捨で長野市の夜景を見て
妙高高原には、先日降った雪がまだ残っていて
米山で「鯖サンド」を食べて
土曜日の午前0時をまわった頃に中条ICを出ると、たしかに1000円。
つづきは、次回に。
2009/11/5
伊保木村は、山口県光市にある字名である。
山口県といえば、明治維新の際には、薩摩と同盟を結んだ長州であり、その仲介をしたのが土佐の坂本龍馬や中岡慎太郎である。高速道路網が全国に張り巡らされ、2日ほど走れば本州の北から南まで辿り着く時代とは異なり、徒歩や駕籠で移動していた時代に、日本の行方に思いめぐらせ奔走した人たちの志の高さに改めて尊敬の念を抱いた、今回の伊保木村への旅行であった。
明治維新まで遡らなくても、三十数年前に、まだ新幹線や山陽道も全面開通していない時代に、岐阜・中津川と山口・光のフォークソングのチームが交流をして、行き来していたことすら、すごいことだと思うのである。
中津川を朝8時に出発し、伊保木村の上田達生さんのお宅に到着したのが、日も傾きかけた午後5時前。8時間以上の車の旅だった。
自動車道の料金所を出たときに表示された金額は2,500円。思わず目を疑ったが、たしかに2,500円だった。自動車道が安く利用できるのは、すごくありがたいが、ここまで安くなくても、もう少し支払ってもいいかな?というのが本音である。無料になれば、むちゃくちゃ嬉しいが、しかし、渋滞することによって、これまでのようには、移動時間の見当がつかなくなり、全国各地へ営業に回るのは、かなり大変になることが予想される。果たして、どうなることやら。
伊保木村フォークジャンボリーの打ちあげで、車での移動の話をしていたら、スケールの違う話をする方がいらっしゃった。何と、「対岸」の大分県の漁師の方が、船でやって来たというのである。マイカーならぬマイシップ(今回は荒天につきフェリー)で、はるばる伊保木村までやって来たという話をうかがい、海を眺めて暮らしている人と、山に囲まれてくらしている人間の人生観には大きく違いがあるのだろうなぁと思わずにはいられなかった。
その方とは、大分県の最北端の姫島というところで、漁師をしながらペンションを経営されている中城さんご夫妻である。前述の鱧も河豚も、中城さんが海で捕ってきた食材であった。中城さん曰く「魚は、捕ってから2時間以上経ったら商品価値が下がる。」
3分前まで生きていた魚を食べている人たちと、塩漬けにして1〜2週間経ってから魚を食べる人間では、魚の味わい方が違うのだろうなぁということも痛感した。
笑い話で、今のように流通システムが迅速ではなかった私の子どもの頃には、刺身は、年に数回しか食べたことがなかった。魚には、だいたい塩がふってあり、「やっぱり海の水が塩辛いから、魚も塩辛いんだろうなぁ。」などと子ども心に思っていた私…。
中城さんの話をうかがっていたら、ぜひ、そのペンションに行ってみたくなった。
このお二人の笑顔に出会える「ペンション野路菊のホームページはこちら」。
ペンション野路菊のブログにも、伊保木村フォークジャンボリーの記事が!
2009/11/3
あれは今から4年ほど前の7月某日。京都祇園のとある小料理屋で、鱧の天ぷらを食べて感激していた私の隣に座っていた、山口県光市の某陶芸家が「そんなもんなら、いくらでも捕れるけ〜、そのうちに送っちゃる〜。」と、夢のような約束をしてくれた。
あれから幾星霜。待てど暮らせど鱧のクール宅急便は届かず、こともあろうか、その翌年には、「河豚を送っちゃるきー、待っちょれよ〜。」と、これまた果たされぬ約束を交わして、今日に至ってしまった。
そして、先週末、千載一遇のチャンスが巡ってきた。
某陶芸家のお宅で、伊保木村フォークジャンボリーの前夜祭と打ちあげが行われ、私は、テーブルに並ぶ数々の銘酒やご馳走に目もくれず(…というのはウソで、かなり飲み食いしたが…)、キッチンで調理されている鱧と河豚の行方ばかりを気にしていた。
そして、夢は実現した。私の目の前に鱧と河豚がまわってきたのである。
美味しい。
こんなに美味しい鱧や河豚は、これまでの人生で食べたことがない。しかし、残念なことに、その皿を独占することは出来ず、岡山のロックシンガー改めソウルシンガーの尾崎ツトムさんや高石ともやさんのマネージャーの中田さんが、大皿を持ってくださり、取りやすくしてくださったまではよいのだが、あまりにもその大皿が重いため、時間制限をして、どんどんカウントダウンをして、皿を遙か彼方へ…。
これでは、言葉通り「腹の虫が治まらない」。そこで、帰宅の途につく道すがら、某陶芸家の御用達の魚屋さんにて、河豚を購入し、お土産に持ち帰ったのであった。
まずは、とうとう身(内皮)の湯引き
続いて、河豚のアラの唐揚げ。
そして、刺身に、てっちり鍋。これは、写真をアップするのももったいないくらい、私の独占欲が強いため、アップしないので、あしからず。ところで、このお土産。某陶芸家からの贈り物ではなく、自腹で購入したことを強調しておきたい。
某陶芸家は・・・といえば、帰り際に、私に「河豚の箸置き」をくれたので、かなりスケールダウンした約束ではあったが、ありがたく頂戴して、その箸置きと、コンサート当日に会場で購入した手作り箸を用いて、今夜は、豪勢な食卓なのであった。明後日は、年に一度の人間ドック。多分、かなりヤバイ状況であるに違いない。
某陶芸家(右)とわたし。
2009/11/2
世の中には、いろんな人がいる。
それが時には、楽しくもあり、
それが時には、悲しくもあり
それが時には、・・・・・・。
簡単に言葉には表せないほどの様々な感情が交錯した3日間。
体験したすべてのことが刺激的な空間だった。
2009/10/25
あれこれと準備をしてきた本業の重要な役割も一段落して、ちょっとホッとしている。
最近、特に思うことだが、誰がどのように物事に取り組んでも、必ず予定通りに進むことばかりではないし、臨機応変、お互いにカバーしあってすすめなければならないことは、山のようにある。そんな時に、そのことを、どのような態度で臨むかということを、このところ考えさせられることが多かった。
ひと山越えたら、また次の仕事が待っている。
少し、ゆっくりと体も心も休憩して、次のことを考えよう・・・。
などと思っているときに限って、本業のような副業のような趣味のような仕事のようなスケジュールが詰まってくる。
どこかでお会いすることがありましたら、その節はよろしく。ちなみに下記のチラシなどは、ネット上で見つけたものなので、参加ご希望の方は、各自でよくお確かめください。
我が家の隣のおじさんは、五平餅屋さんなのだが、この2ヶ月ほど、入院生活を余儀なくされていたが、退院されて、ようやく社会復帰して、先週より、商いを再開した。この五平餅を食べると、高速道路のサービスエリアなどで販売されている五平餅は、一体何なのかと思ってしまうくらい、手間暇かけてあり、これぞまさに五平餅の中の五平餅という美味しさである。知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない・・・(笑)隠れた名店である。中津川にお越しの際には、ぜひご賞味を。
ちなみに、五平餅評論家の私(いつから?)としては「冷めても美味しい五平餅」がポイントが高い。
その地域独特の、食べ物や芸能など、理屈ではないDNAレベルの感覚にといったようなものを感じることが多かったこの1,2週間だった。
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