ピエール・ルイス『ピブラック』(クリマ社、1994年)の袖から
詩人で小説家。1870年、ガン(ベルギー)に生まれ、1925年、パリで死去。ヴァレリーとジッドの友人で、たいそう大きく開かれた精神の持ち主。多くの雑誌にかかわる。
後にエスペラント語でも執筆。
『ビリチスの歌』『アフロディーテ』『女と人形』などの著者で、遺作のかなりの部分が、第二の光を浴びている。
1927年に初めて刊行された『ピブラック』は、ピエール・ルイスの遺作をなす。
ナヴァルのマルグリットの高官ピブラックをモデルに、これらの詩は書かれた。
「ぼく 好きじゃない」の形は、無論「ぼく 好きなんだ」という言い方である。
ピエール・ルイス『エロティックな詩』(エディタンテ社、2004年)の巻末注から
ギー・ド・フォール、ピブラック[Pibrac。この詩集のタイトルは Pybrac]閣下は、1574年に『道徳的四行詩』と題する知恵の指南書を刊行し、大好評を得た。
ルイスは『ピブラック』で、わいせつなパロディーをする。1905年から1916年に書かれたこの作品は、1927年にルネ・ボンネル社からパスカル・ピアによって初めて刊行された。
ピエール・ルイスは四行詩を、たえずこの作品の他にも書いていた。3000以上の詩を書いたと見られるが、その多くは自筆原稿を持つ愛好家のもとで未刊行のままである。

0