クラシック音楽を聴かれる方々の中でも、声楽を嗜好される中の大部分は恐らくオペラ・ファンではないか?…と推測します。華やかな演劇的要素が盛り込まれたオペラは、確かに声楽の花形で魅惑的な世界です。
しかし、私自身は同じ声楽の中でも宗教曲、或いは歌曲を好みます。それにしても、一部の宗教曲を除いてはオペラほど派手では無い。歌曲に至っては有り体に言えば、かなり地味な分野ではあります。伴奏は殆どの曲がピアノ伴奏です。でも、CDで宗教曲や歌曲を聴くのは、あまり疲れないんですよ。例えばオペラを聴いていると、何だか長編小説を熟と読んでいるみたいで、少しばかり腰を据えて掛からないといけないカンジに囚われてしまいます。…オペラの中でも独唱曲であるアリアばかりを集めたCDを聴くのは、割りと気楽なんですがね。