マーチャン、マーチャン・・・・
ひっそりと逝ってしまうなんて だめだよ。
体調の悪いマーチャンを心配しつつも
「マーチャンの次のレースはどれかな??」と
心待ちにしていたのに。
今の日本に
マーチャンを越える本物のスプリンターはいないよ。
マーチャン、戻ってきて。
夏の強い日差しを浴びて、
マーチャンは小倉の暑い夏を走ったね。
可愛い顔と無邪気なしぐさとは裏腹に、
ピッチ走法でぶっちぎるマーチャンに
多くの人がファンになりました。
ジュベナイルフィーリーズではダントツの一番人気。
その年のダービー馬となるウオッカに差しきられたけど、
マーチャンの存在感は薄れることはありませんでした。
いつしか、マーチャンはパドックでも頭をブンブン振り回し、
入れ込みぎみとみられるしぐさをするようになりました。
わけがわからず走っていたデビューから、
マーチャンは一歩ずつ成長し、
レースは勝って楽しいだけのものではなく
苦しいものだと理解したのでしょう。
牝馬クラッシクレース
桜花賞では 持ち前の負けん気が炸裂して
手足体がバラバラの返し馬。
それでも、ハナを奪い 気持ちをぶつけることによって
マーチャンの桜花賞は 終わりました。
脚質の違いから、
桜花賞以降クラシックレースには目もくれず、
スプリンターズステークスに出走。
花飾りをつけたマーチャンは戦う乙女。
頭をブンブン振り回し、燃え盛る闘志 そのままに、
全てをレースにぶつけました。
「生粋のスプリンター」
マーチャンのことをみんながそう呼びました。
マーチャンの走りは マーチャンそのもの。
ありったけの情熱をレースにぶつける。
「私は 私」を貫くレース振りは
誰にも真似できない強い心。
でも、苦しかったんだね。
気がついてあげられなかったね。
競走馬になって 幸せだったかな?
G1の勲章は素晴らしいものだけれど、
マーチャンの馬生には どうでもよいことだったのかもしれないね。
もう、こんな悲しい知らせはイヤだよ。
マーチャン、マーチャン、
もう一度、「マーチャン!!!!!」と叫びたいよ。