とある本に、人を評価する最終的な基準は能力があるかではなく、
「恩知らず」か、
「恩に報いる心」かであると、水戸光圀は、おっしゃっていると書かれている。いかに有能であっても、
「恩知らず」であれば、人は遠のき、逆に少しばかり能力が劣っていても、恩を忘れなければ人は一目を置いてくれるそうだ。
まさしく、そのとおりだと思う。とかく生きていくうえで、育ててくれた恩を忘れて、さもこの人よりも偉くなってしまったんではないかという、錯覚に陥り、高飛車な態度を取ったり高慢ちきなやつをみたりするが、そういった人達は行く末も見えてくる。
振り返って自分はどうであろうか?
「恩知らず」になったりはしていないだろうか?今まで育ててくれた人達に迷惑を掛けたり、後ろ足で砂をかけたりしてはいないだろうか?
受けた恩に報いるまでもなく、その恩を覚えている自覚している、という気持ちは、表情や身振り手振りで他人に伝わるものだ。また、関係にない他人に
「あの人物は恩を忘れない人物だ」と見込まれたときに、その人には色々な人生行路が見込まれる。
「恩を知る、自覚する」というのは、ある意味日本社会で生き抜くための重要な要素ではないかと著者は述べられている。
自分を生かそうと思えば
「恩を忘れるな」ふと開いた本に、ちょっとした光が見えた気がした。
※名言の智恵 人生の智恵 谷沢永一著 参照
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