「だめ!まだ!!」
私はまだイっていない。もっと・・・
男は脈打つ自分のモノをすっと私から抜こうとした。
「だめ!」
私は、男の体を引き寄せた。
「抜かないで」
しかし無常にも男のそれはあの威きり立ったものではなくなっていた。
ふと、そのとき眩暈が私を襲う。
「な、何?」
目を開けていられないくらいの、この眩暈・・・。
次第に私の意識は遠のいていった。
・・・・・・・・・・・・・・・
どのくらい時間が過ぎたのだろう?重い頭を抱えるように起き上がると。そこは自分の部屋だった。
「どうしたの?」
自分のベッドの上に裸のまま横たわっていた。
「ゆ、夢・・・?」
今までのことは夢だったのだろうか?傷心の思いが作り出した幻想だったのだろうか?
「ふふっ・・・」
何故か虚しさがこみ上げ、微笑んでしまった。
「そう・・・ゆめ・・・」
と、冷え切った自分の裸体を見つめた。今まで夢の中であの男のモノを呑み込んでいたその部分を・・・。
「えっ?」
乾いた素肌とは異なって、その部分だけは濡れていた・・・
「やだ・・・・」
指を添えてみる・・・
するとどうだろう。その濡れた部分の割れ目から、白く熱いものが、流れ出てきた。
ほんのわずか前に、注ぎ込まれたように熱いどろっとした、男の匂いのする液体が・・・・
完

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