2011/5/23

(無題)  

「一人千首」佐藤正彦著 より ご紹介します。

縦書きにしないと短歌の趣が感じられませんが・・・

本日は息子による10選

==スタート==

やってません?検査の表を暗記して視力がいいとみせかけたこと



百円の品より九十八円は外税ならば三円安い



水ほどにうまくて安い飲み物はないと思える貧乏な夏



ロボットの犬は理想のペットかもフンはしないしえさも食べない



五分間、呼吸とめたらどうなるか人間なんて簡単に死ぬ



すでにはや十二月ではないのかな十一月とは思えぬ寒さ



許される範囲のミスをしたときは必殺技のマサヒコスマイル



あんがいとたくさんいるかも十年間おなじ歯ブラシ使用した人



宝くじ三億円当てたら缶コーヒー一本ぼくにおごってください




==つづく==

♪佐藤正彦氏はネットを使えない環境です。感想・ご意見など、管理人がお伝えしますので、コメントくださいね♪

2011.4月までの作品です。
1



2011/5/12

(無題)  短歌

「一人千首」佐藤正彦著 より ご紹介します。

縦書きにしないと短歌の趣が感じられませんが・・・

==スタート==



子どもらのデジタル化にはかなわないなぜならぼくはアナログ人間





まずは訓、次に音まで読めないぞ不惑前だが不安おぼえる





海水が塩からいのはなんでなの?そう言われるとよくわからない





すごいなあ回転ずしの品ぞろいチーズケーキがぐるぐる回る





きょうきっといい一日になるでしょうアサリのみそ汁のめたんだもん





やっぱぼく幸せなんだなぜならば即席ながらみそ汁のめる






ワーイエビフライだぞワーイワーイあまりにうれしくて月まで飛びそう






いいでしょう今夜もアサリのみそ汁が飲めるんですよ幸せだなあ






ケータイの普及はとても速かったぼくは今でも持っていないが






なんだかさいやな予感がするんですあすオオカミに襲われそうな






自他ともにのろまと認めるぼくだけど一生懸命生きているんだ







真夜中の春しとしとと降る雨はぼくの心の涙なんです






シャッター街、車ない人どうしようそれでもぼくのふるさとだしな






==つづく==

♪佐藤正彦氏はネットを使えない環境です。感想・ご意見など、管理人がお伝えしますので、コメントくださいね♪

2011.4月までの作品です。


0
タグ: 短歌  福島

2011/5/8

(無題)  短歌

「一人千首」佐藤正彦著 より ご紹介します。

縦書きにしないと短歌の趣が感じられませんが・・・

==スタート==


「正彦はばかな生き方しているなあ」上野でパンダも笑っているか



死ぬまでに短歌を千首詠みたいな実現するか今が楽しみ




がけに立ち空に向かって叫びたい「ぼくは短歌が大好きなんだ」





死にたいと想うときこそ奮いたてキノコみたいな生命力で





缶ジュース買うか買わぬか悩んだよ百二十円ぼくには大金




かぶと虫きゅうりを抱え横たわる愛しくなってしばし眺める




字を書くの体に心にとてもいいたまにはワープロ休ませましょう




片想いの試練に負けずのりこえて喜び大きな二人になろう





行政は言いたいのだな非情にも「貧乏人は医者に掛かるな」




三十こえてしゃぶしゃぶ初めてだ飽食日本の国民なのに




嬉しいな今日は焼肉パーティだ獣みたいに食べるぞ食べるぞ




県外の人にどれだけしられたかそれはうつくしま未来博です




==つづく==

♪佐藤正彦氏はネットを使えない環境です。感想・ご意見など、管理人がお伝えしますので、コメントくださいね♪

2011.4月までの作品です。
2
タグ: 短歌  福島

2011/5/7

はじめに  短歌

このブログは福島県在住の知人、佐藤正彦氏の「一人千首」発行をお祝いして、知人である私がインターネットにあげていくことにしたものです。

佐藤正彦氏から、次々と生み出される歌から、朴とつとした質素で礼儀正しい生活を送っている氏の人柄や毎日の様子が想像され、聖人のような氏のことを思いだし私もひざを正して座りなおしたくなります。

日常から「くすっ」と笑いをほじくりだしたり、
あるいは、全世界のことを思い、暴力を憂い、
はたまた、独身である氏だけれども絶えず
子どもたちに温かな視線を送ったり、

ここにいながら、あらゆる視点を持ちながら
さまざまな感情を呼び起こしてくれる氏の短歌は
時代を超えて読みつがれていくと思います。

氏はネットが使えない環境ですので、どうぞ私まで感想をお寄せください。ご本人に伝えます。よろしくお願いします♪


※「一人千首」は、「万象短歌会」より私家版として2011.4月に発行されました。

(ご本人から了解を得ておりますが、あくまでも、読んでいただいて感想をいただきたいのが目的ですので無断借用はしないでくださいね)
1
タグ: 短歌  福島



Powered by teacup.ブログ “AutoPage”