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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

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レコ発出演者紹介コーナーA 豊田道倫

2009/3/18 | 投稿者: komori

来る4/17に行われる『聴こえる』レコ発の豪華出演者を勝手に紹介するこのコーナー、第2夜は「豊田道倫」です!

言わずもがな、90年代初頭から「パラダイス・ガラージ」の名義で活動。ノイズとサンプリングと叙情的なフォークソングの奇跡的な融合は、ベックやジョンスペをも虜にした。昨今パラダイス・ガラージ名義時代の作品の再発も相次ぐなど再評価著しく、その鬱積したアパートの部屋の一角をそのまま具現化したかのような狂気の宅録サウンドは、今なお鮮烈。

また、2000年代からは「豊田道倫」名義でより「歌」に重きをおいた活動を展開。ハイペースで名作・名曲を量産し続け、今年1月には最新作『POP LIFE』(画像)を発表。

この作品には私達が蓋をして塞ごうとしてる「生活」そのものが、今までの豊田氏のどんな作品よりも充満している。それは何気ない平穏に対する喜びであったり、また時には鼻を刺すような人間の生々しい臭気だったりする。その何れをにも私達はどいういうわけか気付かぬふりをする。些細な平穏への愛を忘れ、誇大した妄想をばかりを追従し、あらかじめ用意されていた夢を己の夢と定め違え、多くは達せられぬように作り上げられたそのシステムからの脱落を、またも己の失態と定め違え、失望。失望。失望。最後に残された獣の嗅覚で己の住処を嗅ぎ出そうと町に出れば、そこから流れてくるのは、そんな瀬戸際の感情とは真逆の、無菌化された歌ばかり。多くの歌が、あたかも人間の生身の臭気に対する忘却装置として機能する。果たしてそれが「POP」の姿なのだろうか?どこに生きる「大衆」の姿が浮かび上がる?

昨日無善寺で豊田さんのライヴ観たけれど、改めて僕はこれこそが「POP」のあるべき姿だと思った。決してこの生活から逃げはしない歌。逃れられぬこの生活そのものとしての歌。時にはその重みに耐えかねる嫌な吐き気をもすら思い出させる。いや、寧ろその吐き気をこそ必要なのではないだろうか?仮にあなたが音楽に対し、紛い物ではないリアルを求めているのなら。

最後に、なななんと!当日4/17は豊田氏のニューアルバム(ペース、早!)『ギター』の発売日でもあります!是非この日ライブ会場でいち早くお買い上げ下さい!

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