壊れかけのテープレコーダーズ Official Web Site
http://kowarekake.com/

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
  | 投稿者: komori

※この記事が常時固定で上に来ています。
最新の更新ブログはこの下から。


クリックすると元のサイズで表示します

小森清貴
1st solo album
「カトレア」(CD-R)

1 近未来
2 ありか
3 手紙
4 また、ひとりになれたなら
5 カトレア
6 友達になれたのに
7 天国
8 no title song

1000円(税込)


全作詞作曲及び演奏、録音ミックス他:小森清貴
録音:杉並区西荻窪 自宅にて 2015年8月〜9月
ジャケット撮影及びデザイン:柳澤和美


**********************

購入方法
■小森出演ライヴ会場物販

■小森通販
通販ご希望の方は、
〒、住所、氏名、枚数を明記の上、下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
kiyotakakomoriofficial@gmail.com

代金の支払いは基本銀行振込にてお願いしたく思います。
送料は当方で負担させて頂きます。
ご連絡頂き次第、追ってまたこちらから入金、配送などに関する返信のメールをいたします。
よろしくお願い致します。

■ディスクユニオン(11/20より販売開始)
<取り扱い店舗>
お茶の水駅前店
新宿日本のロック・インディーズ館
下北沢店
吉祥寺店
池袋店
渋谷中古センター
中野店
大阪店
オンラインショップ
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1006916391










0

2017/5/20 | 投稿者: komori

 人は自分が生まれた季節というものは原初的に好きなのものなのかもしれなく、自分は10月生まれでやはり10月という季節に愛着があるのだが、それ以外でひとつと言われたら、5月を選びたい。

 5月。初夏と呼ばれる季節。まず気候が良い。暑すぎもなく、寒すぎもしなく。桜の花が散った後に垣間見えてくるのは、新緑の青々とした木々達だ。その新緑を揺らす風が心地よい。緑の香りというものを運んでくれているし、その風が夏を呼びにいっている。夏に声をかける手前、5月はまだ何か燃えたぎる前の、ちょっとした躊躇というか、恥じらいのようなものも感じ、そこが色っぽい。

 5月に、壊れかけのテープレコーダーズは生まれた。2007年、もう10年も前のことだ。随分遠い昔のように思える。

 このバンドの為にはじめて書いた曲で「記念日」という曲がある。そのうたはこんなふうにしてはじまる。

忘れてみて 新緑揺らす5月の 風の中で 僕のうたなんて
だけど、思い出して 蔑む都市の音が
君を壊す時 こんな日のことを


 10年前、どんな気持ちを以ってして、このことばを紡ぎだしたかは、あまりよく覚えていない。10年もの時が経ちずっと今も曲を作り続けていると、段々に昔に作った曲や詞が、他人のもののように思えてくる。それはきっと、そういうものなのだろう。10年前の自己などというものからは、恐らく随分遠い所まで来てしまったのだ。良くも、悪くも。

 それにつけても、二十歳そこそこにしてなかなかいい詞を書いていたじゃないか、と今は思える。忘れてみて、という出だしと、君を壊す時に、うたを思い出して欲しい、という結びへの繋がりが気に入っている。

 これは人それぞれだけれど、少なくとも自分にとって音楽とは、どうしようもなく孤独な時の、壊れそうな時の、最後の、最後の、友達だからだ。

 話は変わり、このように壊れかけのテープレコーダーズは5月に生まれたわけで、毎年5月に記念のイベントを自ら行っていたのだが、結成10周年である今年の5月に何も行えなく、ファンの方々には申し訳なく思います。でも、こういう5月がバンドの長い歴史の過程であったとしても、それはそれで意味があることなのかもしれない。

 そう、今の期間というものは、自分にとっては間違いなく意味のあるものだった。壊れかけの表立った活動が止まって暫く経つが、幸いにもライヴやレコーディングの予定などが途切れることなく、現在に至っているというのは、自分は恵まれているというか、ああ、10年やってきた故での現在があるのだな、と沢山の出会い、繋がりに日々感謝をしている。

 具体例を羅列するなら、この数ヶ月間だけでも、小森ソロや、komori+yusaのライヴは勿論、THE夏の魔物のライヴ、冷牟田敬bandのライヴとレコーディング、大森靖子のライヴとレコーディング、笹口騒音のレコーディング、高野京介と続・1997年のライヴ、6月に姫乃たまさんのライヴへの参加も決まっているし、

自分達のライヴオファー以外でも、こんなにも声をかけて頂き様々な現場で音を重ねることが出来たのだから、自分もまたギタリスト、とか、ミュージシャン、と呼ばれても、差し支えはないのかな。その位には、10年やって、やっとなれたのかな。

 みんな、大好きな人達で、あなた達の音楽に関われることは宝物です。僕に声をかけてくれ、心の底からありがとう。

 2017年5月。壊れかけのテープレコーダーズが生まれてから10年の歳月が流れた。それまでにもいくつかバンドはやったりしていたけれど、壊れかけが、やっとパーマネントに継続することが出来た初めてのバンドだったから、この10年は、ほぼ、自分の音楽活動の10年とも等しい。

 いくつかの叶った夢。いくつかの叶わなかった夢。思い描き、空想していた景色。辿り着いた今この場所から見える景色。

 次の10年が、この10年間のようにはいかないだろう、ということは、ようやく理解出来る程に、遅かったけど、自分も少しは大人になった。人は年を取る。仲間も、家族も、恋人も。
ただ、不思議と壊れかけのテーープレコーダーズに関しては、滅びる感じがしない、このオプティミスティックな感情の出所は自分でも何だろうと思うけれど、なぜかそういう気がする。

 もう一度「記念日」の詞に立ち戻る。うん、まだ僕は僕のうたを思い出せる。寄り添っていて欲しいと思える。そして、その感覚が、少なからずとも最早自分だけのものではないんだ、ってことは、分かっている。だから何も終わってはいない。

 また、はじまる。
3

2016/12/29 | 投稿者: komori

 ご報告の通り、年明け1月14日のライヴをもって壊れかけのテープレコーダーズより、ドラムス44Oが脱退し、それに伴い壊れかけ自体も再編の為の準備のため、暫く充電期間という名目で、表立った活動は休止することにしました。

詳しくは
http://d.hatena.ne.jp/half-broken_taperecorders/20161224/1482585275

今から書くのは個人的な話。

 随分と長い年月が流れた。なんせ結成2007年なんだから、来年でもう10年にもなるのだ。その間我々は幸福なことにライヴもリリースもコンスタントに続けられる環境におかれていて(商業的な結果はさておき)、その足取りを止めることなく今に至るのだが、

 思い返せば、あまりこれまでを振り返ることもしてこなっかたのかな、とも思い始めている。

 調度10年経ち、一旦また振り出しに戻るってのも、ありなのかなと。これまで多分そのことに怯えていたのかもしれない。あくせく苦労し築き上げてきたものが、崩れ落ちることが。

 だが、たかがロックバンド。終わる時は終わるし、壊れる時は壊れる。ビートルズだって、ヴェルヴェッツだって、そうなった。されど、ロックバンド。やるからには、慣れや惰性、ルーチンなものになってはいけない。常にフレッシュな気持ちとパッションが自らの心中にまず第一に生じなければ、その時こそ本当に終わりにするべきであろう。

 名は体を表すように、今まさにぼくらはピースが外れたパズル、パーツをなくしたレゴブロックのような状態に、壊れかけそのものになるだろう。ならば自ずと一度ぶっ壊してみようかなと。そしてまた再構築してみようかなと。自暴自棄ではなく、今そのことをすごく楽しみにしている状態です。

 バンドは、船のようなものだと思っている。壊れかけのテープレコーダーズという乗り物。それは多分最早誰のものでもなく、それに乗るか乗らないか。自分が現状すべての曲を書いてきたし、まず第一に自分が中心となり組んだバンドでもあるので、今はその船の舵取りをやってるのかなとも思っているけれど、僕が降りるっていう選択しだって勿論ある。それは他のメンバーも同様に。

 だけど、やがて誰しもが降りてしまっても、乗り物だけは残る。壊れかけのテープレコーダーズだけは残ってしまう。それは我々が創ってきた作品の中であったり、誰かの記憶の奥底のいつかのライヴの感覚であったり… その船は自ずと我々の知らない海へと航路を取るだろう。やがては、最早そこに属した人間の所有物ではなく、見知らぬ誰かの中で生き続ければいい。伝える、という行為とは、常にそういうものだと僕は思っているし、常に伝えたいという想いで、やっている。

 おそらくバンドの本当の死とは、解散でも休止でもなく、忘れ去られた時だと思う。

 今はまだ自分は壊れかけのテープレコーダーズって船にまた乗ろうと思うし、同様に己の意志で乗船する人間と、また船を動かしたいと思っている。色々と具体的な予定は白紙だけれど、壊れかけのテープレコーダーズのための曲は、いつになくハイペースに書き続けている。まだ、物語は続きがある気がする。6枚目のアルバムなんてのも、聴いてみたいなとも思う。

 さて、話が随分長くなりましたが、ますは目先の12月31日と、1月14日のライヴ、それに向けてのことに頭を切り替える。矛盾するようだけど、続ける気持ちと、その日で終わってもよいという気持ちと、両方とで、常に、瞬間に、音に、生を、魂を、情熱を、刻みこめたら、と思います。

 また音楽の鳴る場所で会いましょう。

 今年も、ありがとう。


12/31 sat
新宿 Motion
" NEW NEXT POP 2016-2017 3DAY "
OPEN/START 14:30/15:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2.300(+1D)
【出演】
壊れかけのテープレコーダーズ
股下89
ダンカンバカヤロー!



1/14 sat
荻窪 club Doctor
「鳥を見た・アルバム発売記念ライブ」
OPEN/START 19:00/19:30
ADV/DOOR ¥2,500/¥2.800(+1D)
【出演】
壊れかけのテープレコーダーズ
灰野敬二
鳥を見た




0

2016/9/17 | 投稿者: komori

 さあ、いよいよこの誰に頼まれたわけでもなく己に課してはじめたセルフライナーも最終章です。

 ライジングサン。アルバムタイトルからも察せらる通り、やっぱりこの曲が出来たから、今作が生まれたんだと思う。

 bloodthirsty butchersの「7月」という曲の、第一回のRISING SUN ROCK FESの映像がYouTubeにあるけれど、未見だったら是非これは観て欲しいなあ。(生で観た方本当に羨ましい)あのライヴが、僕が目指すロックバンドのすべてです。そう言い切れる。ただ、自分は、あれが、やりたいだけ。そう簡単には辿りつけんよ。だからあくせく言いながら、また音を奏でる。

 ただ、寡黙な朝日が昇るような、そんなロックをやりたいんです。意味はいらない。説明はいらない。

 その朝日は希望、なのかな?

 だけれども、例え希望でなくとも、どんな奴にも等しく、ただ、日は昇るんだ。今日もまた、同じように。






さあ、朝だ。

掲げよ、拳、再び。

と、いつでも、誰かが呼んでいる気がするよ。

 
0

2016/9/16 | 投稿者: komori

 メカニカルの次はメタリック。これも先の「MECHANICAL HEART」同様で、冷気的なイメージが念頭にあり、書いた曲。四つ打ちだし、3rd『ハレルヤ』収録の「街の灯」の延長線上でもあるかな。ディスコの狂騒のあとの醒めた雰囲気、というのを、ディスコビートそのもので表現するってのは、機会あればこの先も挑戦していきたいとも思っている。

 はじめ、アルバムのタイトルは「METALLIC DREAM」にしようかなとも思っていた。鉱物が描く、夢。冷たく無機的ながら、ただそこに在るということ、実存、物質としての人間の器官、または楽器、また物理的現象としての音それ自体の実存。それらが描く静的な、夢。

 サイレントサンライズって、結局繋がってるかな。

 遊佐のみにヴォーカルをとらせたのは、自分の中ではPerfumeや相対性理論を意識してたからなんだけど…どうなのかな(笑)。
 
 個人的にアルバムで一番気に入ってる曲。



いよいよ明日は東京レコ発。
0




AutoPage最新お知らせ