2011/3/21
「(無題)」
慣れない電車に1人
心細くて
寂しくて
まだ固いローファーに
足を突っ込んで
ぎこちなく歩いた
君も同じだったから
どこかにある物も
どこにもない物も
よく2人で探し歩いた
気づけば
乗り慣れた電車
ローファーは
足の形になって
そして夢を叶えた事実(こと)は
おわりのはじまりを告げていた
さようならは
心細い?
寂しい?
大丈夫だよ
いつだって
新しい靴は少し痛いけれど
君が
勇気をくれたから
走らずに
止まらずに
歩いていけばいい
道は分かれてしまうけれど
もういつも一緒じゃないけれど
時々足をくじいた時は
うちがちゃんと肩を貸すから
頑張れなんて言わないから
そう誓って別れることを
もしも"おわり"と呼ぶのなら
きっと"おわり"の向こうには
"はじまり"が待ってる
"さようなら"の後には
"こんにちは"が待ってる

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