当会の1周年を記念する集いは、おかげさまで無事開催されました。お越しくださった方々、カンパにご協力くださった方々、本当にありがとうございました。
あいにくの雨でしたが、開場前から、ホールの前には長い列ができました。
第一部は、大友剛さんによる被爆ピアノ独奏で始まりました。
続いて、松谷みよ子さんが、『ミサコの被爆ピアノ』を朗読しました。

その後中学二年生の女の子が、上手な被爆ピアノ演奏を披露しました。
現在被爆ピアノを調律し、平和活動をなさっている調律師の矢川光則さんは、昭和7年製の被爆ピアノは、当時630円であったことなどを説明してくださいました。

次は、絵本作家太田大八さんのお話です。自分自身、広島で被爆経験があり、なおかつ3月10日の東京大空襲のときは、東京にいて、勤めていた事務所が燃えないよう必死で守った経験があることなどを語ってくださいました。愛国心より地球全部を愛する「愛球心」が大切では、と訴えました。

一部の最後では、代表の丘修三さんが、会のこれまでの活動報告をし、これからも九条を深め、広める活動をしていきたいと述べました。
休憩時間中には、ロビーで展示されている平和絵本を、みなさん熱心に読んでいらっしゃいました。
第二部は、歌手のおおたか静流さんとピアニストの大友剛さんによるコンサートです。平和を祈りながら、広島の民謡、長崎のわらべうたなどが、すばらしい歌声で歌われました。

続いて、サプライズゲストの絵本作家の長谷川義史さんが、ステージに上がり、絵本『ぼくがラーメンたべてるとき』を朗読しました。

長谷川さんが、自作の「ようちえんブルース」という歌を、おおたかさん、大友さんとのコラボで歌うと、会場のお子さんが、大笑いしました。やがて会場は笑いの渦に包まれました。
長谷川さんは、自分は人に束縛されたくないし、もちろん殺されたくもない。楽しく平和を願っていきたいと話しました。
おおたか静流さんが「ふるさと」を歌ってエンディングです。
コンサートのあと、最後の言葉として、丘修三さんが「これからも九条があたりまえの社会になるよう活動していきたい。みなさんにも、できる範囲で加わってほしい」と述べ、一周年の集いはお開きとなりました。