「沢田研二ライブin東京ドーム〜人間60年ジュリー祭り〜」
懐メロ 歌謡曲
昨日BSで「沢田研二ライブin東京ドーム〜人間60年ジュリー祭り〜」を見ました。
年末に放送された45分番組とは多くの曲目がダブっていましたが、「時の過ぎゆくままに」やリハーサル風景は今回カットされ、僕の好きな「サムライ」などが加わり、1時間半をステージの模様だけで構成されておりました。
元のコンサートでは約7時間、全80曲だったそうですけど、番組の1時間半はあっという間で、これならフルで放送してほしいと思ったほどでした。
しかし本当にジュリーはノドが強いです。僕のように羨ましく思う人はきっと多いことでしょう。
感心したのは、全部オリジナルのキーで歌っていた事で、20代や30代の頃の曲も元のヴァージョンと同じキーで通していました。
それから80曲をバックのバンドが譜面無しで全て暗譜で演奏し切ったのもエライです。
ジュリーが走り回りながらも息を切らさずに歌った姿も感動的でした。
良く見ると、ジュリーは流行りのイヤーモニター(インナータイプのイヤフォンで音をモニターする)をしておらず、ステージ上のモニタースピーカーだけを頼りに走り回りながら歌っておりました。東京ドームという音響的に言うと反響が多い厳しい条件の下で、モニタースピーカーだけで通すためには、とても入念なリハーサルと調整が必要だったはずです。
番組としては、歌詞の字幕が一切出なかったのも良かったです。ジュリーは日本語の発音がキレイですから十分に歌詞が聴き取れますし、正確な歌詞が知りたければCDなりを買って歌詞カードを読めば良いことですから、この姿勢には大賛成です。
それからもうひとつ楽しみにしていたのは、キーボードの泰輝さんのプレイでした。ジュリーの現在のバンドにはベーシストがおりませんので、ベースが必要な場合はキーボードの泰輝さんがベースの音色を出しているのですけど、その右手と左手のコンビネーションを知りたくて、ずっと番組をヘッドフォンで聴いておりました。
残念ながら番組では、ほとんどバックの演奏シーンが映らなかったのですけど、チラッと映った部分から判断すると、キーボードの鍵盤をスプリットし、左手の部分をベースの音色にし、右側の鍵盤と、その上のキーボードに、ピアノやハモンドオルガン、ストリングスやシンセの音色を割り当てて演奏していたようで、左手はベースラインに専念しながらも、的確な音色とフレーズで音を加えておりました。
曲数も多いですし、曲によって音色の切り替えなどもありますので、かなり大変だったと思いますが、泰輝さんは本当に素晴らしいプレイをしていて感激いたしました。
ジュリーはステージで「これからも1日でも多く歌っていきたい」という事を話していましたが、いつまでも元気で歌ってほしいです。
関連文章です:
「
沢田研二スペシャル〜名シーンで綴るジュリーの軌跡〜」
「
蔵出し劇場・ビッグショー/沢田研二」
「
SONGS/沢田研二(前編)」