
僕が中学の頃にヒカシューがデビューしたのですが、これまたヘンテコリンなバンドが出て来たなあと思いました。大好きだった近田春夫さんがプロデュースでした。同時期に近田さんがジューシィ・フルーツもプロデュースしていた関係でしょう、アルバムではジューシィの高木利夫さんがドラムを叩いています。
実はヒカシューのファーストは、そんなに熱心に聴いたわけではありません(まあそれでも聴きましたけど)。熱狂的に聴いたのは、僕が高校生になってからリリースされた、セカンドの「夏」でした。これはもの凄く聴きました。サード・アルバムの「うわさの人類」もずいぶん聴きました。巻上公一さんのソロ「民族の祭典」も死ぬほど聴きました。
ヒカシューには「ヒカシュー・スーパー」という非常に優れたベスト盤があり、こちらも繰り返し聴きました。LPに未収録の曲や「パイク」のベンチャーズとのジョイント・ライヴ・ヴァージョンが収録されている素晴らしい内容でした。
こちらのツイン・ベストは30曲入り2枚組のCDです。初期3枚のアルバムにシングル曲をちりばめてあります。曲順はかなりバラバラでなぜこんな順番なのかわかりません。内容としては無難で、初期ヒカシューの入門盤としても良いと思います(しかし2曲目で早々と「プヨプヨ」が出てくるのが面白い。この曲はDisc2の後半でも良かったんじゃないでしょうか)。
しかし!何ですかこのヒカシューと全く無関係のジャケットは!呆れて言葉も出ません。最低最悪のジャケットです。肖像権とか色んな問題があるのでしょうが、こりゃないですよ。これじゃ一昔前にスーパーやガソリンスタンドで売っていた怪しいカセットやCDみたいです…。もちろんこれは東芝EMIから発売されている正規盤です。もうちょっと考えて作って下さいませ。