前日編(
1 2 3)を先にお読み下さい。
いよいよ迎えた2月14日。
空が雲で覆われてはいるものの、春を感じさせる陽気である。
ペンギンは、「義理チョコ無償贈与大会」を敢行すべく、年中を通して負のオーラ溢れる「中央食堂」へと向かったのであった。
途中、破壊された折田大仏(
折田先生を讃える会参照)の前で記念撮影。

大仏を建立した人物の無念さが伝わってくる。
折田大仏を後にしてしばらく行くと、哀れなる
バレンタイン難民を発見。

施した。
こうして数名のバレンタイン難民に施しを行いながら、いよいよ目的地である中央食堂に着く。

営業中

朝早くから夜遅くまでという営業時間は学生の味方
これが中央食堂である。
侵入。
退却。
中央食堂内の空気に耐えられない!
結局、入口付近で配る事にした。

調教師からチョコを補充され、

配る!

時には写真撮影にも応じる。
グラーッチェ! イタリア人だった。
他にも、中国人や韓国人とおぼしき学生らにも施した。
「木村カエラ」は
超インターナショナルなのである。
最初のうちは好奇の眼差しで見られたり、見てみぬフリをして素通りされたりで、我々も負けそうになる瞬間が多々あったが、施しを続けるうちに、モテない男性諸氏が本当に幸せになって欲しいと、純粋に、心の底から思うようになっていった。
おそらく唯一の義理チョコになるであろう我々からのチョコレートを貰い、それまで曇っていた男性諸氏の表情が晴れ渡る瞬間を見届けるうちに、我々の心までもが晴れ渡っていくのに気付いたのである。
そんな我々は、あることばを自然と発するようになっていた。
「よいバレンタインデーを!!」
ちっぽけなチョコレートだけれど、みんな幸せになってね・・・。
そして・・・
ようやく、前日に購入したキットカットとチロルチョコを全て配り終え、感慨に浸っていると・・
「ペンギンさん、はい、バレンタイン!」

小さいチョコレートが大量に入った大袋×2
健気に続ける無償の贈与により、人と人の心がつながった瞬間だった。
お、おばさん・・・・。ありがとう・・(涙)
これがペンギン
(お、女の子なんだから!)が14日にもらった唯一のバレンタインチョコレートとなった。
無償で頂いたチョコレートを前にして、我々に迷いはなかった。
長澤「まあ配ればいいんじゃない?」
グダグダと、もらったチョコレートも配ることに決定。
次回
最終話。