前日編1のつづき
「義理チョコ無償贈与大会」について
企画の概要:
京大内にある各店舗でチョコレートを買い占め、14日のバレンタインデイにて無料配布
主たる目的:
現代資本主義社会においては、恋愛感情すらも資本の論理の餌食となる。すなわち、恋愛関係においてプレゼントの贈答やラブホテルの利用などを促すことによって、資本家はしたたかに利潤を獲得し、資本の自己増殖を実現していくのだ。このような事態が顕著に見られるイベントとしては、当人同士の誕生日、クリスマス、バレンタインデイなどが挙げられるが、バレンタインに関して言えば、女性側は恋心の伝達・人間関係の潤滑油などの意味合いがあるだろうが、男性側に目を転ずれば、チョコレートの獲得数こそが争点となるのであって、チョコの自己目的化が進行していると言える。チョコを追い求め、信仰し、それに支配されるその様は、チョコレートの物神性と呼びうるものである。このような惨状をラディカルに打開するひとつの方策として、バレンタインにまつわる慰めの論理を振りかざすことでは不十分なのであって、チョコの直接的で見返りを求めない贈与が必要なのである。チョコの無償贈与を繰り返すことにより、世の男性諸氏の目を覚まし、恋愛抑圧状態から救い出すことが、本企画の第一義的な目的なのだ。
それでは、ナチュラルローソンでの買い占めの様子をご覧いただこう。
「スミマセーン。ちょっといいですかっ!?」
店員が来た。
終わったか!?
しかし、これはフルフェイスヘルメットではない!
「中の人なんていないんだから!!!」
「スミマセン。ちょっと撮らしてもらっていいですか?」
何と、退去を命じるかに思えた店員が、携帯を持ってこちらに近づいてきたのだ。
独占資本の手先・ナチュラルローソンの店員が、いとも簡単に我らが軍門に降ったのである。
これに気をよくした我々は、撮影の後、買い占めのターゲットを定めた。

木村カエラがCMソングを歌うキットカットに、真っ先に目が留まる

ペンギンの魔の手が伸びる

買い占めた
ペンギンがよちよち歩きでレジに向かう。
レジの店員は笑いが止まらない!
「ペンギンさんはキットカット好きなんですか」
「き、木村カエラが好きなのよ!バカーッ!」
本来ならば「木村カエラ」で領収書をもらうところだが、今日は少し違う。
「『ペンギン』で領収書下さい。
英語で」
「はい・・・。えーっと、こういう風でしたっけ?」
「ええ。それでいいですそれでいいです」
「但し書きは・・?」
「あ、『バレンタインチョコレート』でお願いします」

うん。×Pengin→○Penguin
さあ!次なる標的・時計台地下購買へ。
闇夜に浮かぶ時計台はまるで魔の城である!!
※立て看板前にペンギンがいるんです・・・
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