今日は、殺陣の会でとてもショッキングな出来事があったので報告します。
自分は、がむしゃらに殺陣、アクション、ストリートダンス等のトレーニングを積んできたため、身体能力の高さや殺陣を格好良く見せる事に関してはちょっと殺陣をかじったことがあるくらいの人間には絶対に負けない自身がありました。
ところがその自惚れは、たった一人の女の子の前に見事に砕け散りました。
新たに殺陣の会に加わった初心者の若い女性、ちょっとこつを教えると飲み込みが早く、太刀筋もとてもきれいで、いわゆるセンスがいい感じでした。
そしていよいよ、我々の殺陣の会の師匠である殺陣師の菅原俊夫先生が彼女に殺陣をつけたのです。
するとどうでしょう。
何も出来なかった筈の初心者である彼女の殺陣が、ものすごく美しく、とても絵になるのです。
基礎の細かい部分はさておき、腕力があるわけでもない、武術をやっていたわけでも無い彼女の殺陣に、正直、敗北感を感じました。
いったい何が違うのか?
もちろん、彼女にセンスがあるだけでなく、初めて殺陣をつけてくれた先生が日本一の殺陣師であったからだということは言うまでもありませんが、下手に何かを経験したりしていない真っ白な彼女には先生の指導がすうっと染み込むように入り込み、そして言われたことしかやらないために無駄な動きが全く無い。
言われたことしかやらない・・・そんな簡単なことが我々経験者にはとても難しいことで、ついこういう場合はこのほうが実践的だろう、いつもこうしていたはずだ。などと、よけいな事をやってしまい、無駄な動きが入ってしまう。
静・・・何もしないと言うことがあれだけ格好いいものだとは、痛み入りました。
場面、派手に見せるための無駄な動きが必要な場合もありますが、真に強く見せるには無駄な動きを一切しないと言うことも大切なのだと言うことを、菅原先生は彼女を通して私に教えてくれたような気がしました。
私の殺陣、舞台栄えのする派手なアクションこそ良かれと思ってきましたが、視野が広がりました。
これはちょっと誉め過ぎかもしれませんが、今後彼女は、女剣士として庄内映画村をしょって立つ看板女優に成長するかもしれません。
近い将来、映画村のイベントなどでこの女剣士の姿を見れる日が来ると思います。
楽しみにしていてください。
私も、静についてもっと勉強し、お客様の心に響く殺陣を出来るようにしたいです。
菅原師匠、先日頂いた温かい言葉、静を身に着ければ鬼に金棒になれると言うのはこの事だったのですね。
大切なことに気付かせてくれて本当にありがとうございました!
そして植木師範、居合い流のアドバイスもありがとうございました。
作法など、私の知らないこともたくさんありますので、これからもいろいろ教えてください。
自分の過去の経験にとらわれず、どんどん取り入れて行きたいと思います。
私も庄内の殺陣のレベル向上のため、微力ながらがんばらせていただきますので、今後ともよろしくお願いします!
追記
殺陣の会に参加したいと言う方は、庄内映画村0235-62-2080迄お問合せください。

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