わが国の政治は敗戦により大きく変革しました。ことなかれ主義の政治家たちが闊歩し、数の力により政治風土を変え、そして日本を無気力な国家へと追いやってしまいました・・・
大政翼賛的な政治状況のなか、政治家たちは自己の票のみ追い求め、また選挙民は、その票を有利に使うために政治家にたかるという、日本独特の政治風土が生まれてしまったのです。政治家あるいは政党は、自己集票の地域のみに目を向け、有権者は自分の地域にいかに国の金を持ってくることができるかという、近視眼的資質の政治家を求めてしまっています・・・
かの田中角栄氏はその筆頭であったものの、今の政治家と違うところは、国益もその視界に持っていたというところでしょう。氏は、自分が権力を行使するためにはどうしても票を集めなければならないという、ジレンマのなかで、自己選挙区である新潟三区へ権益ばらまきを行いました・・・
『おらが国の総理大臣様』
新総理が選出されると、マスコミ取材に必ず出てくる、地元住民のインタビューですが、この感覚には、明治以前の藩閥政治の名残が見うけられます。狭い藩内をわが国として、他藩はむしろ敵であるという偏狭思想主義。近代国家たるいまの日本が、鎖国の名残をいまだ抱えていることは否めません・・・
権力を持つためには,議員数を多く抱えた派閥を作る必要がある。田中角栄氏が作り上げた政治力学です。配下の議員数を確保するために、氏が議員にばらまき続けた金はいったいどのくらいになるのでしょうか。その金を確保するために氏が行ったことは利権の確保でした・・・
その氏も、日本の政治風土に相容れない外国記者クラブの質問攻めに遭い、辞職に追い込まれました。その後、闇将軍と呼ばれ、裏から日本の政治を操っていたといわれていますが、これも外国の議員の委員会の暴露により、政治の世界から葬り去られました・・・
氏のこれらの行為を知っていながら、黙認してきた政治家や官僚、選挙民、マスコミ、その誰もが氏を非難する資格はありません。氏の政治力学をそのまま横滑りさせて自分の派閥とし、氏の後がまにすわり、最高権力を握り、その後闇将軍として政治を影で操った人もいます。(その人も病気には勝てなかったようですが・・・)・・・
野党といわれる政治家、政党。かれらはいったい何者でしょうか。偏狭的イデオロギーに染まり、世の中の流れについていけない人々。そんな彼らを目にすれば、正常な感覚の選挙民は彼らに投票したいとは思わないでしょう。それが今の抵当票率であり、指示政党なしの若者を作った理由ではないでしょうか・・・
憲法論議ひとつとっても、然り。「日本国憲法は唯一の平和憲法だから改憲など口にすることさえ許せない」とは、ある政党の党首の言葉です・・・
『おまえらアホか!』
見苦しい言葉で恐縮ですが、これが正常な日本国民の本音です・・・
一度作られ、自分の支持するものは絶対に正しく、変更や追加することはありえないと。偏狂的イデオロギーの本質というものは自分の手で変えるのはいやだということでしょうか・・・
30年ほど昔になりますが、あるテレビ局で仕事をしていた人と、政治のことで論争になったことがありました・・・
マルクス・レーニン主義と資本論についてです・・・
私の考えは、「『理論というものは多くの人たちの行動や世界の流れの中で武装強化され、変わっていくものだ。80年も前の理論は今の世界の動きを予測していたわけではないから、変革されないのはおかしい。』・・・
これに対し彼は、『マルクス・レーニン主義は絶対なものであり、変えることなどあり得ない・・また、そのような考えは反動主義だ・・』
彼は、ある政党の幹部を経験した人でしたが何を言わんやです。一度できた理論や方針が絶対的なものだったら、なぜ争いがおこるのか。前記の政党党首と同じ理論です・・・
さて、最近のマスコミの政治活動ですが、公共的な電波を使用する許可を受けていながら、放送の中立性を無視して政権たたきを繰り返す・・・
10数年前、テレビ朝日が引き起こした『椿事件』の再来ではありませんか・・
あの時、次も同じ様ことを行なうようであれば放送免許の更新の停止か、完全な放送免許の取り上げもありえるということとなったはずなのですが、今度、音頭をとっているのが『TBS』であり、どうやら報道会社関係の持ち合いなのでしょう、2度目ということを避けるために、今度は別の放送局が政権たたきという、恣意的な国民洗脳放送を行なっているのだというところで、そろそろ国民もこのような放送局などのおかしさに気が付いてよいころだとは思うのですが、『みの何がし』に洗脳された国民は完全にマスコミの政権悪しという刷り込みで与党の支持率は低下し続けています・・・これって、公共電波を使用した政治ク−デタ−ではありませんか・・・・
さて、東国原宮崎県知事が衆院選出馬を打診に来た、自民党の古賀選挙対策委員長に対して、総理にさせろ・・・といったとか言わなかったとかでは、完全にマスコミの悪意的な報道姿勢があります・・・
今、与党の支持率のひどさに対して、この知事と大阪知事が仮に出馬を宣言した場合、自民党の支持率は劇的に上昇するでしょう・・・で、当然、政権ク−デタ−をもくろむマスコミは、今後もこの両者のスキャンダルを垂れ流すことで、自民党との乖離を図ると思います・・・いやですねぇ・・・自民党も、もし、政権維持が出来た場合、マスコミに対する厳しい規制を行なうべきでしょう・・・で無いと、きゃつらは、同じことを繰り返します・・・
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