2007/11/7

黒子に徹する。  Blue MAJESTY
そもそもGTSを手放そうと真剣に考えたのは、腰痛がその最大の原因でした。
そして、新しいマジェスティに乗り換えた要因のひとつは、短い試乗ではありましたが腰痛を感じなかったこと。
その判断は、今のところ正解でした。

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どっちにしろ長いこと腰掛けていれば、大なり小なり腰痛は感じるもの。GTS乗車の時に感じた腰痛も、当初はその程度と思っていました。

ただ、それが30分程度で辛く感じるようになっては、私にとっては重大な問題。当初は単にリアサスの硬さからくるものかなとも思っていましたが、どうも股関節の辺りからくるものと感じるようになりました。つまり、シート高が高いことにより、信号待ちなどによる一時停止時に移動する腰の動きが、腰痛をより感じやすくさせているように思ったわけです。

これって、医学的にどうなのかは判りませんが、腰痛を感じるようになって整体に行くと、必ず腰からお尻、太ももへと張りがあると言われます。停車時の腰の移動やカカトが着地しなくて背伸び状態になっている停車姿勢が、私の身体のバランスを崩しているようでした。

確かに今まで乗ったスクーターでは、そんな腰痛なんて感じませんでしたし、それらの足つき性も悪くありませんでした。また、我が家にあるアドレスVなんぞは2時間乗りっぱなしでも腰痛は感じません。もちろん、他にGTSに乗られている方は、そんな事にはなっておられないので、要は私の腰が悪いのだと思います。

そういったことが、今回国産スクーターに乗り換えさせる要素となったのは間違いありません。実際、現在マジェに乗っていて腰痛は感じなくなりました。


ところで、マジェの乗り心地については、まだ慣らし段階なので確定できませんが、ちょっと固めかなと感じます。路面の凹凸はハッキリと伝わってきます。ただ、それはバタバタとバネ下が暴れて突き上げて伝わってくるというのではなく、お尻の下でタイヤが凹凸を‘いなす’感じで伝わってきます。それは角の取れた感覚で、車体は剛性が高いのかミシリとも言わずに受け止めてくれますので不愉快は感じません。けれど、もう少しサスで吸収して欲しいなとも思いますが、まだ1000kmも走ってない車体なので、もうしばらくすると程よくなるのかも知れませんね。

今回のマジェは、特徴的なリアサスをしています。
サス本体を大きく前傾させたモノクロサスペンションというもの。

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GTSもそうでしたが、一般的にスクーターには2本の直立式ショックにより支えられるユニットスイングという方式が広く採用されています。これはエンジンが載っているエンジンハンガー部分に、エンジンの振動を抑える防振リンクを介してフレームにマウントされているため、アクセルに対するバイクの反応が鈍くなったり、コーナリングにはグニャっと腰砕け状態になるといわれます。そしてなによりもバネ下荷重が重くなるので、凹凸を乗り越える際に突き上げ感が出やすく、バタついた印象となります。

今思えば、GTSの場合も、凹凸越えのバタつき感を感じることがあったのは、GTSが高速走行も視野にあるので、サス自体が硬めで、元々剛性感の高い車体が余計にそう感じさせていたのかもしれません。
そして、その剛性の高さが片持ちサスの特性とリアが重い車重バランスと相まって、ロットによって、或いは整備の仕方によっては、前輪がワナワナする現象が出るのかもしれません。

まぁ、そういう構造的なことはともかく、お尻の下にタイヤがある感じは伝わってきて、ふわふわ感やガツンとした突き上げ感は確かに無く、いわゆる「リニア」な挙動というのでしょうか、安定感は高いです。ちょっとオーバースピード気味にコーナーに進入しても、減速とコーナリングには安心感があり、ワタクシ程度の腕でも落ち着いて走ることが出来ます。

先進技術とか新設計の車体とか言っても、要は乗ってみて自分はどう感じるのか、ということが大切なんだと思います。
特殊な機能や強力な動力性能があっても、それがバランスを欠いて煩わしく感じてしまうと、私は逆にそれがストレスに感じてしまいます。先進技術や優れた性能というのは、普段は黒子に徹していて、いざ行くぞという時に感じられて欲しい。そういう意味では、このマジェは、まずまず合格ではないでしょうか。

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タグ: YAMAHA MAJESTY

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