ビートルズのアルバムタイトルを考えるシリーズ第二弾。
今日は『Revolver』について。
前回Bon Nastyさんのコメントにあったように
これは日本公演のとき警備のスゴさにぶったまげたポールが
警官隊の回転式拳銃(リボルバー)を見て
思いついたタイトルだと言われてます。
最初「アブラカダブラ」というタイトルにしようと考えたそうだが
同名のレコードがあったためボツになったとか。
このアルバムはジャケットの斬新さでも話題になりました。
デザインは彼らにとってデビュー前のハンブルク時代からの友人で
グラフィックデザイナーのクラウス・フォアマン。
ジャケットデザインの打ち合わせにEMIスタジオへ行った時、
ジョンは「まだタイトルも決まってないんだ。任せるよ」
とクラウスに言ったらしい。
タイトルをジャケットのどこに配置するかは大問題なので
クラウスはそれを聞いて頭を抱えてしまったようだ。
悩む彼の様子がこのスケッチにあらわれてます。
このモノクロの作品を4人ともすごく気に入ってジャケットは完成。
レコーディングは1966年6月22日に完了。
あとはタイトルだけ……というところで
6月30日からの日本公演がやってきたわけですね。
それでも、どうして「リボルバー」なのか

実はずっと不思議に思ってました。
ご存じの人も多いでしょうけど
ビートルズはこの年から一切のコンサート活動を停止します。
もしかしたらこのアルバムを出すことで
ビートルマニア騒ぎに終止符を打つための
引きがねを引いたつもりだったんじゃないだろうか。
「アブラカダブラ」という呪文は古代メソポタミアの言語で
「disappear like this word(この言葉のようにいなくなれ)」
を意味するんだって。
そう考えてくると
「リボルバー」というポールの提案に
ほかのメンバーが賛成したのもうなずける気がしませんか。
。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。
それでは今日のリリックを。
アルバム「Revolver」から
「For you blue」と同じくちょっと不思議なタイトルの曲。
「人生は短い
新品を買うことはできない
でも いま君が生きている人生
それがぼくにとっては大事なんだ
一日中愛し合おう
歌いながら愛し合おう……
愛してあげるよ
君がそう望むなら」
A lifetime is so short
A new one can't be bought
But what you've got means such a lot to me
Make love all day long
Make love singing songs...
I'll make love to you
If you want me to
("Love you to"より)
ジョージが本格的にインド音楽に取り組んだ最初のナンバー。
彼がいない今となっては
「人生は短い 新品を買うことはできない」
の一節がいっそう印象的に響きます……
ここでちょっとお知らせ。
出張準備と月末の〆切ラッシュのため
来週はブログの更新をお休みさせていただきます。
次回は月末あたりに登場しますのでお見捨てなきよう!

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