GORICOの購読する某A新聞(バレバレじゃん

)の国際面に
『特派員メモ』という小さなコラムが掲載されてます。
世界各地の特派員が、身の回りのちょっとした出来事を
気取らない筆致で知らせてくれるこのコラムが、私は大好き
そこに数カ月前、
ロンドン南西部の介護ホームで亡くなった老女の話が載ってました
それをご紹介する前に
今日はまずリリックをどうぞ。
人名さんシリーズ第4弾です。
。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。
「エリナー・リグビーは
結婚式の後の教会で ひとり米粒を拾ってる
彼女は夢の中に生きてるのさ
窓辺に立ち よそゆきの顔をしてみせる
いったい誰のために
この寂しい人たちは どこからやってきた?
この寂しい人たちは どこへ帰っていく?
マッケンジー神父は 説教の文句を書いてる
誰も聞かないし 訪れる人とてないのに
夜になれば ひとり靴下を繕うのさ
いったい何を思っているのか」
Eleanor Rigby
Picks up the rice in the church where a wedding has been
Lives in a dream
Waits at the window
Wearing the face that she keeps in a jar by the door
Who is it for
All the lonely people
Where do they all come from?
All the lonely people
Where do they all belong?
Father McKenzie
Writing the words of a sermon that no one will hear
No one comes near
Look at him working
Darning his socks in the night when there's nobody there
What does he care
("Eleanor Rigby"より)
ポールお得意の物語風リリックですね。
哀愁漂うこの曲の主人公は
エリナー・リグビーとマッケンジー神父。
もちろん架空の人物なのですが、何と面白いことに
ポールとジョンが初めて出合ったセント・ピータース教会の墓地に
エリナー・リグビーという女性のお墓が実際にあるそうだ。
しかも、その数ブロック先にはマッケンジーさんのお墓も
ポール自身もこれをあとから知ってビックリしたらしい。
「小さいころよく遊んでた場所だから
どこかでその名前が潜在意識に入ったのかもしれないね」
と言ってます。
で、『特派員メモ』によれば
去年の暮れに息を引き取った、くだんの老女には身寄りがなく
ホームを訪ねてくる人も誰もいなかったとか。
そこで哀れに思った牧師が新聞に投書して、葬儀への参列を呼びかけた

新聞には“現代のエリナー・リグビー”と報じられ
その結果、100人近い人が見ず知らずの彼女のために祈ったそうです。
今も彼女のお墓には多くの花束が捧げられているらしい

〈あなたを思う誰かより〉というカードを添えて。
その日のコラムはこんなふうに結ばれていました。
「きっと毎日、世界のどこかで
エリナー・リグビーが静かに生涯を閉じている。
ふと、郷里にいる祖母と話がしたくなった」
願わくば私も
愛する人に見守られて、微笑みながら生涯を閉じたいな……
213曲まで、あと29曲……
