中世よりずっと時代は後のことなんですが、ドイツの観光名所として有名なノイバンシュタイン城の城主、ルートヴィッヒ2世ってゲイだったそうですね。
彼はもともと従妹のエリザベートに憧れを抱いていたのですが、彼女は他所へ嫁いでしまったため、彼女の妹と婚約、しかしその後なぜか婚約解消して、以後独身で女性とはつきあわず、男性役者や音楽家とばかりつきあっていたそうな。
また、彼はオペラなどに出てくるお伽話のような絢爛豪華なお城に憧れてノイバンシュタイン城を作ったのですが、あまりに大金をつぎ込んだため、国の財政に影響を及ぼし、狂人として王位を剥奪されてしまったそうですね。ヴェルサイユ宮殿にも憧れていたと言われる彼は、ドイツ版マリーアントワネットとも言えるかも?
でも、19世紀に造られたそのお城がなぜあんなにメルヘンチックなのか、その理由はズバリ、そういう世界を目指して造られたからなんだとわかりました。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったとも言われるノイバンシュタイン城ですが、実際にはシンデレラみたいなお姫様や王子様が住んでいたわけじゃなくて、割と近代に近い時代の人が、お伽話に憧れて作った、これもまたある意味フィクションの産物といえるでしょう。
では、実際にはシンデレラのような中世のお姫様たちは、どんなお城に住んでいたのでしょうか?
中世ヨーロッパは日本の戦国時代同様、絶えず戦争を繰り返し、領地をとったりとられたり。なので、中世のお城は宮殿ではなく要塞でした。攻め込まれにくい山の中や断崖絶壁に建ち、堅固な城壁に囲まれ、見張りの塔や大砲台が置かれていました。
ドラクエに出てくるお城、あれがまさに中世ヨーロッパのお城のイメージそのものなのです。
そういうお城に憧れていた私には、ドイツのライン川沿いや古城街道にあるお城はまさに垂涎ものなのです。
実は、来年春頃にヨーロッパのお城を見に行こうと計画中です!
当初はフランスかイギリスかドイツのどれかにしようと思っていたのですが、よくよく調べてみると、古城と言っても割と新しかったり、外観が思い描いていたイメージと違ったりして、本当に私が好きな古いお城がたくさん残っているのはやはりドイツなんだということがわかりました。
フランスで興味あるのは、ジャンヌダルクで有名なシノン城ぐらい。あと、ルーマニアにはドラキュラのモデルになったヴラド公のブラン城も残っていて観光できるみたいですが、やっぱり数でいえば断トツでドイツでしょう。
また、ドイツはグリム兄弟の故郷でもあり、童話の舞台になったと言われる場所がたくさん。「いばら姫」の舞台になったと言われる城館、ラプンツェルが長い髪を垂らしたと言われる塔、赤ずきんちゃんの森、そしてブレーメンやハーメルンの街……。
子供の頃に読んでいた童話の世界が実際にあるなんて!
でも残念ながら、「メルヘン街道」と呼ばれるそれらの名所は、古城巡りのルートとは離れているため、今回はまわれそうにないのです……。
でも、ドイツ古城巡り、行ってきたらレポートしますね☆

5