
いまさらだが、牝奴隷〜犯された放課後〜は良かった。
だが、残念でもあった。
このもやもやした記憶。
なので再度プレイしたいのだが、いつまでたってもDL版がでない。
ちぇっ
なにが良かったというと、脅迫されて卑猥な行為を矯正される正義感溢れる少女、しかも割とおきゃんで負けん気が強い、ヒロイン明日香が魅力的だった。
後輩の少女を庇って性奴隷を買って出ながらも負け惜しみの捨て台詞を言い、変態行為をさせられた後でさえ、そんな行為を強制する陵辱者を嘲笑し、そんなことで自分は傷つかないと強がる。
そしてねじ曲がった形でしか感情を表現できない遼の本当は脆い自我を見破り、偽装された悪意の奥にある傷つき純粋な心に気づいている。さらにそんな遼の孤独に共振しむしろ好意をもつ。だからひどい目に遭わされながらも、遼を恨まず、改心を期待している。
だが・・・遼はそんな明日香の優しさを知るが故にますます鬼畜に徹し、明日香を汚し壊し堕とすことに執着する。
すれ違い。二つの自我の闘い。
明日香が遼の心を捉えるのが早いか、遼が明日香の心を破壊するのが早いか。
なのに、
ああ、それなのに、
途中まで順調だったシナリオは突如物理路線に転落する。
そしてまた余計な母親が登場する。
だから、違うんだって!
もっとバレるとバレないのギリギリのところで進む調教を描写すべきだったし、生徒会の性奴隷デビュー以降の日常生活を延々と描写すべきだった。その過程でこそ、後輩を庇い、自己を犠牲にしつつ、陵辱者の改心を期待する―それは遼への恋心でもあるのだが―哀しい女心を描いてほしかったのだ。
明日香は賢く強い女の子だから、処女を奪われたことも、卑猥な行為を強制されたことも、後輩を助けるためにはやむを得ない選択だったし、大げさに受け止めるべきではないと合理化している。
しかし、彼女はセックスの生理、そして人間の弱さを知らない。
遼の妄執を解く手段だとして割り切って付き合っていただけのはずの変態行為に浸食されていく。
やがて明日香は自分が本物の変態女になりつつあることに気がつき愕然とする。しかし、調教は続く。
気をしっかり持たなくては。明日香は焦り出す。
学園では数々の不振事件や出没する変態女の噂で持ちきりになる。
学校裏サイトには目線を隠しただけでアップされた明日香のあられもない姿、性器のどアップまで晒される。
明日香は追い詰められてゆく。
遼は明日香の正体はばらさないと約束した。
しかし、明日香はあまりにも激しい二重生活に、次第に精神の平衡を失ってゆく。
明日香は何も知らないで慕ってくる後輩やクラスメイトに対する後ろめたさに押しつぶされそうになる。そして同時に彼や彼女たちが変態女の正体が自分だと知ったらという激しい恐怖に身が竦む。
そして恐怖のために、ますます遼に逆らえなくなっていく。
遼に命じられ変態女を演じている自分は、本当に演技しているのだろうか、変態女である自分のほうこそ本当の姿なのではないか。
物語のクライマックス。
覆面をしたまま全裸で全校集会に登場した明日香は、性奴隷の誓いを宣誓する。そして始まる陵辱。
卑語を叫びながら狂乱する明日香のマスクをはぎ取る遼。
凍る空気。長い絶叫。
新学期。
風薫る校舎に登校する明日香。
その容姿は息をのむばかりに美しく人生の最良の時期を迎えた少女の輝きに満ちている。
だが、同窓生たちの目つきは先学期までとは全く違っていた。
憧れではなく軽蔑。恋情ではなく肉欲。
裏切った聖母に対する激しい憎しみ。
よくもいままでだましやがったな・・・
学内ではだれもが明日香に無遠慮に変態的な行為を要求する。
だが明日香は断れない。それが彼女の贖罪だから。
肉便器。
それが彼女の新しいイコンなのだ。

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